amareloのブログ(仮)

IT系勉強会で感じた想いや知見をメインに書いていきます。

心理的安全性とリーダーシップについて

先週、「心理的安全性のつくりかた」の著者である石井遼介さんが登壇されたイベントが2回開催されました。 心理的安全性とリーダーシップについて、2回のイベントで自分が学んだことを書こうと思います。

目次

イベントページ

1/7 インフラエンジニアBooks#5 石井遼介氏と読む「心理的安全性のつくりかた」 infra-eng-books.connpass.com

※動画も公開されていました。 www.youtube.com

1/3 心理的安全性とリーダーシップをめぐる6つの問い www.youtube.com

心理的安全性とは?

  • 地位や経験に関わらず誰もが率直な意見、素朴な疑問を言うことができること。
  • チーム内でリスクを取っても大丈夫ということをチーム内に共有されていること。

を言います。

心理的安全性がもたらすもの

  • チームの模索や挑戦によるチームの学習が促進される。
  • それが中長期的なパフォーマンス向上に貢献するため、未来のパフォーマンスの先行指標になる。

挑戦して得たこと、学習したことのアプトプットが多く健全な議論が進めば、 アウトプットのサイクルはさらに早まり組織の成長につながります。 自分が学んだことを人に教えて感謝されたり評価されれば嬉しいものです。 それがリスクを取った行動であり、たとえ失敗しても挑戦したこと自体が認められれば、次に進みやすいと思います。

心理的非安全な組織とは?

逆に心理的非安全な組織とは、罰と不安を与える組織です。多分、心理的非安全な組織の方が多いと思います。

罰と不安がもつ機能

行動を増やすことではなく行動を減らすこと

です。失敗したら怒られる、事故や問題を起こしたら減給、といった恐怖心を植え付ける方が統制しやすいのではないかと思います。 怒られないために頑張るはの長続きせず、ポジティブな結果をもたらすだろう活動も減らしてしまい、メンバーの離職にもつながります。

生産性を下げる原因になるだけではなく、自己肯定感を下げる原因にもなりかねないと思いました。

心理的安全性を作るためのフォーカスポイント

  • 話しやすさ
    • 気づいたことを気軽にシェアできるか?
    • 知らないことを知らないといえるか?
  • 助け合い(相互作用)
    • いつでも相談に乗ってくれる雰囲気があるか?
  • 挑戦
    • 挑戦して失敗したことから学べる環境か? 失敗することを挑戦の前提に入れた方がいい。
  • 新奇歓迎
    • 役割に応じて強みや個性を発揮することを歓迎されているか?

心理的安全なチームを目指すためには、上記の4つの行動にフォーカスして、

  • 意見を言っても、助けを求めても、挑戦しても、個性を発揮しても安全なチーム
  • 素直な意見、素朴な意見が伝え合うことができるチーム
  • 安全だからこそ「やってみる」ができるチーム

を目指す必要があります。

心理的安全なチームをつくるためのリーダーシップ

リーダーシップとは?

リーダーシップとは、他人(顧客、社員)の行動に影響を与えること。

であり、リーダーだけが発揮すればよいものではありません。 また、何かを引っ張ることだけではなく、向き・不向きじゃなく学習可能なものです。

リーダーシップを発揮するには

役職としてのリーダーだけが仕事を引っ張っていくのではなく、メンバー全員でリーダーシップを発揮するためには、 組織やチームに応じて柔軟に対応できる心のしなやかさ、「心理的柔軟性」が大切です。

  • メンバー間、対リーダーで何でも話せてお互いの行動を承認し合えるような雰囲気を作ること。
  • 自分たちの仕事は真剣に取り組むべきことだけど、失敗してもいいんだと思わせること。
  • 失敗してもいいと思えるように、リスク対策したり、コントロールできないことに過剰に恐れないようにすること。

このような「心理的柔軟性」を確保するための「役に立つことをする」。仕事自体が真剣だけど失敗しても良い環境(プレイフル)になれば、よりリーダーシップを発揮できるようになると思います。また、カリスマ性のあるリーダー(偉人)がやっていることを皆でやれるようになり、偉人に頼らなくて済んで業務の属人化も減らせると思います。意見も気軽に言い合えるようになり、もっと心穏やかに仕事ができるようになると思います。

心理的安全性に踏み出すためには

  • 自分が「罰や不安を与えられた」と感じたことを他人にしない。
  • 不機嫌になることをやめる。

とても簡単なことだと思いました。自分がされて嫌なこと、他人もされて嫌なことを止めれば平和なのに、自分も含め多くの人ができないことだと思います。

誰でもできるて今日からでもできることだと思います。職場だけでなく、友人や家族への接し方、子育てにも応用できると思いました。

最後に

新年早々にこのようなお話を聞けて、正月ボケが吹っ飛ぶ思いでした! もちろん新年早々だけでなく、常に心理的安全性の確保とリーダーシップの発揮を意識し、そこから得られる成長や組織にもたらす効果は何か?、自分や組織の望ましい姿は何か?を考えながら、真剣かつ楽しく仕事に取り組みたいと思いました。

2020年のふりかえり

あけましておめでとうございます!amarelo(アマレロ)です。

2020年のふりかえりをやらずに2021年になってしまいました(汗)

まず2021年初の記事では、2020年のふりかえりを書こうと思います。

目次

昨年ブログに書いた「やりたいこと」の結果

色々と書きました。内容は以下をご覧ください。

amarelo24.hatenablog.com

amarelo24.hatenablog.com

達成できたこと
  • AWSソリューションアーキテクトアソシエイト 受験

3月に合格しました!

課題

合格したとはいえ、仕事に生かせるレベルではありません。 本気で仕事に生かしていきたいならば、知識レベルではなく実践に使えるような経験を積む必要があります。

今後やってみたいこと

年末に登壇した「AWS CloudShell おもしろ選手権」のように、話せそうならばまずは登壇者として登録して、それから勉強して使ってみてネタを考えるをなるべく高速で繰り返していこうと考えています。実践あるのみ!

達成できなかったこと
  • ①自分で何か作ってみたい(仕事外で)
  • ②勉強会での珈琲提供
  • ③技術と珈琲を掛け合わせたアウトプット
  • ④珈琲ビジネスをはじめるにあたって必要なことの勉強
達成できなかった理由

①は何もできませんでした…何をしたいかも決められませんでした。勉強不足というのが一番大きいとおもいますが理由になりません。

②は、そもそもコロナの影響でオフライン勉強会が無くなってしまったためです。

③は、12/29の「AWS CloudShell おもしろ選手権」に登壇した際に話した、figletで「No Coffee No Life」と出したことをカウントするならば達成で良いのですが…これで満足していいか怪しかったので、達成できなかったことにしました。これも、何を実現したいかが決められなかったのが原因かなと思います。

amarelo24.hatenablog.com

④は、単純に他のことに時間を取って時間を割かなかった、これに尽きるかと思います。

今後やってみたいこと

①と③については、まずは自分がやりたいことの要件定義をしてから、それからだと思います。やりたいことを可視化します。それができなかったから、動けなかったのかなと思いました。

②は、別の方法で珈琲を広めることを考えます。

④は、今後の目標レベルにするのは保留にしておこうと思います。強化したいことは何か、何を優先して学ぶかが洗い出せていないためです。思考が散らかったり集中して勉強できなさそうな気がしたので…まずはそこを見つけてからどうするかを考えようと思います。①と③に似ていますが、ホントやりたいことや強化したいことの優先度付けは必要だなと思いました。

目標以外で実施したこと

  • Microsoft Azure Fundamentals(AZ-900)合格
  • ②技術ネタ登壇
  • JAWS-UG CLI専門支部参加とブログアウトプット
  • Podcast出演

細かいことを集めるとキリがありませんが、実績解除した代表的なことは上記の通りです。 ブログに書いた「やりたいこと」の本筋ではありませんが、確実に技術ネタでのアウトプットを増やせたと実感しています。 ②が出来たのは大きいと思います。2019年はコーヒーネタ中心で話しまくりましたが、2020年になって技術ネタで話せたことは大きな一歩だと思います。 その代わりコーヒーに関することはほとんどアウトプットできませんでした。2021年は両者のバランスを取りながらアウトプットしたいです。

最後に

2020年、コロナもあってかペースが崩された感がありますが、突発的でも挑戦できたこともあって、良かったのか悪かったのか微妙な年でした。 今年の結果を元にして2021年にやりたいことを考え、次回このブログにて書き出す予定です。

では、今年もよろしくお願いいたします!!

「AWS CloudShell おもしろ選手権」に登壇しました!

12/29(火)に「AWS CloudShell おもしろ選手権」に登壇しました。ふりかえりブログを書こうと思います。

目次

イベントページ

connpass.com

アーカイブ動画

公開されていますので、見逃した方はどうぞ!!

www.youtube.com

登壇経緯(実話)

終わった今だから書けますが、正直に書きます。実は・・・「AWS CloudShell おもしろ選手権」には、一般参加者として参加するつもりでした。が、

登壇者として登録していたことに前日の夜まで気づきませんでした!!!

気づいた瞬間、時が止まりました。登壇者には有名な方々や強そうな方々が名を連ねており、 技術ネタで登壇したことがない私にとっては、場違い感しか感じませんでした。何よりも、

AWS ChoudShellなんもわからん!!」

状態でした。もう逃げ出そうかと思いました…

時が動き出してから心を落ち着けて、

  • 逃げることを考える前にまずはとにかくCloudShellを使ってみよう!話はそれからだ!!
  • どんな小さなネタでも逃げずに登壇することで自分にプラスになる(はず)!

と思い、CloudShellを使ってみました。 使ってみたら、登壇やれそうだ!と手ごたえを感じたため、前日の夜と当日の午前中いっぱい使って登壇ストーリーと資料を一気に仕上げました。

登壇資料

約1日で仕上げた資料です。

speakerdeck.com

登壇を終わって

急造かつ付け焼き刃な感じでしたが、LTそのものは大幅な時間超過せず(5分少し超えたくらい)に終わることができました。

主催者の ポジティブな Tori(@toricls)さんからは、「lolcat」のことを教えていただいたりと、さらに試してみたいことも増えました!

※lolcatインストールして、「No Coffee No Life」をレインボーにしてみましたw

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登壇終了後にTwitterで公開した資料にはたくさんいいねをいただけて、共感してくれる人が意外にも多くて嬉しかったです。 また、運用設計ラボ・JAWS-UG CLI専門支部波田野さん(@tcsh)からも以下のように紹介いただけて、とにかくうれしかったです!光栄です!!

技術ネタ登壇だからといって臆することなく、「何とかして話せそうだったら登壇申し込んでネタはそれから考える」。この気持ちで臨むことが大事だと思いました。 また、見てくれる人は必ずいることが分かりました。自信になりました!!

また、今年の目標としていた技術ネタ登壇を実施した形となりました。後々になって気づきましたが、2020年が終わる前に達成できて良かったです。

他の登壇者の方々からの学び

私は本当にAWSLinuxも案件として使ったことがないため初心者レベルです。 他の方々の登壇を聴講して勉強になりました。 特に、SAKON (@sakon310)さんの「AWS CloudShell 禁止してみた」ではハッとさせられました。

speakerdeck.com

AWS CloudShellはブラウザベースで使えて便利なのですが、本格的に使うならばセキュリティ面でも考えなければならないことが分かりました。 今回はとにかくCloudShellを使って登壇することしか考えてなくて余裕がなかったとはいえ、本来情報セキュリティ統制担当者としては、企業のセキュリティポリシーに合致しているかを一番に気にしなければならないポイントです。 いくらAWSのサービスだからといっても、過信は禁物ですね。今後AWSのサービスに関わる際には注意したいと思いました。

以下は他の方々の公開されている資料(12/31現在)です。ぐれさんのCloudShell細胞分裂の話と、渡辺さんのターミナル上でマインスイーパーを実行した話には、ただ驚くばかりでした。

CloudShell で SSM Agent を動かす so (@3socha)さん github.com

CloudShell でも開発したかった話  y-ohgi (@_y_ohgi)さん speakerdeck.com

CloudShellをIaC実行基盤として考える ハマコー (@hamako9999)さん speakerdeck.com

CloudShell内で動かしてるサービスを公開してみた しょーちゃん (@show_m001)さん

www.slideshare.net

狂気!AWS CloudShell細胞分裂! ぐれさん (@grethlen) speakerdeck.com

何はともあれ、まず最初にやることといえばこれ  KOMEDA Shinji (@komeda_shinji)さん

www.slideshare.net

AWS CloudShellでLeaf Rogueを動かす話 @furandon_pig さん furandon-pig.github.io

リモートワーク主流の世の中だからこそ古の時代に思いをはせる with AWS CloudShell 渡辺聖剛(Seigo Watanabe)さん speakerdeck.com

最後に

初めての技術ネタ登壇でしたが、学びが多くて登壇して本当に良かったと思います。 今後もチャレンジしていきたいです!

今年最後のブログになりました。読んでいただいた方には感謝です!来年もよろしくお願いいたします!!

インフラ勉強会で「ここアジャ・業務改善の問題地図読書会」を実施したふりかえり

12/26(土)にインフラ勉強会にて読書会をしました。一夜経ちましたのでふりかえりをしようと思います。

目次

インフラ勉強会とは?

インフラ勉強会について、参加方法についてはこちらをご覧ください。

wp.infra-workshop.tech

書籍について

題材にした書籍は、「カイゼンジャーニー」の著者新井剛さんと、「職場の問題地図」などの著者沢渡あまねさんの共著「ここはウォーターフォール市、アジャイル町」と 沢渡さんと元山文菜さん共著の「業務改善の問題地図」です。

ここはウォーターフォール市、アジャイル町(以下、ここアジャ)

www.shoeisha.co.jp

業務改善の問題地図

gihyo.jp

登壇イベントページ

wp.infra-workshop.tech

登壇に至った経緯

この読書会全体の企画は、みけねこさん(@katzemike1)という方が立ち上げたものです。 登壇募集を見たところ、「無力感」という言葉が両著書に共通するテーマとして存在することに気付きました。 ここで両書籍の共通テーマである「無力感」について考察した読書会をしてみようと思いました。

今自分には自分が主体になって事を起こしたい、改善したいことが沢山あるのですが、なかなか着手できすにいます。 私自身の気持ちの問題もあるのですが、何もできず無力感に苛まれる前に自分自身を戒め鼓舞したいと思ったため、「無力感」をテーマにした読書会にしようと思いました。

また、みけねこさんはインフラ勉強会だけでなく、Coffee Advent Calendarに寄稿していただいたりと、 何度もお世話になっている方なので、恩返ししたいと思ったのも登壇したキッカケの一つです。

※Coffee Advent Calendar 2020

adventar.org

登壇当日

実は、資料作成は前日までは30%位しか終わっていませんでした。公私ともに忙しかったためですが、理由にはなりません。 登壇当日は全集中で作りましたが、完成したのは登壇開始1時間前でした。その資料はこちらです。

speakerdeck.com

インフラ勉強会での登壇は9か月ぶりでしたので、準備に若干手間取りました。 上記資料も最初から公開したかったのですが、ドラフトになっていることに気付かずテンパり、公開は読書会終了後になってしまいました… 読書会自体は、何とか予定の21時に開始できました。もっと早く資料作成も準備も開始すべきだったと反省しました…

登壇が終わって

今年は登壇回数が少なかったので超緊張しました。 ペース配分は甘くなり、流暢に話すこともできませんでした。 また、1時間予定の登壇で52ページは長すぎでした。資料のボリュームをもう少し減らすか、登壇時間を長くした方がよかったかもしれません。 登壇リハーサルもできなかったのも超緊張の原因でした。 どんなに忙しくても前々日までには資料を作り、前日と当日は登壇練習としないと、本番余計に緊張するものだと再認識しました。練習あるのみですね。

資料の作り方としては、

  • まずはここアジャのストーリーを読む。
  • 解説部分と業務改善の問題地図を読む。

を繰り返しながら資料を作りました。 ここアジャのストーリーの舞台を思い浮かべながら業務改善の問題地図を読み、

  • ここアジャの舞台ではここが一番問題なんじゃあないか?
  • 書籍では描かれていないけど、実はこうだったんじゃないのか?

など、ケーススタディ的な感じで取り組めて、ストーリーの背景を想像しながら楽しく読むことができました。 同じ(または近い)ジャンルの書籍を並行して読んで比較したり、自分なりに考察する、知識の再認識をするというのも良いかもしれないと思いました。

書籍全体の感想

簡単ですが、書籍全体の感想も書こうと思います。

ここアジャの感想

ストーリーパートは、エンジニアの方ならば想像しやすそうな舞台設定でとても読みやすいと思いました。 アジャイルの原則や手法を取り入れるシーンが多いですが、決して開発者の組織改善向けといったターゲットではないと思いました。 特に、

  • 相手のキーワードに飛び込む

のは、システム導入提案時に役に立つ考え方の一つだと思います。ただ自分が導入したいからって突っ込んでいくのではなく、 作戦を立ててタイミングを見計らって提案しに行く、といった工夫も必要だと思いました。 アジャイルに興味がない方、開発者ではない方でも、組織でのふるまい方の観点から読んでみると発見があるかもしれません。 特に情シス担当者には読んでほしいなぁと思いました。

業務改善の問題地図の感想

問題地図シリーズはすべて読みやすいですが、今回も読みやすかったです!読書会で取り上げた2丁目「無力感」からの感想になりますが、

  • 意見や提案が行われないのは「この組織を信頼していない」社員のメッセージの可能性大

といったところには会社員としての自分にも身に覚えがありますし、プライベートでも身に覚えがあってドキッとしました。 所属企業や関わっているプロダクトが好きならば、衝突をしてでも改善するはず。 「問題ない」しか出てこないのは良いことではなく、自分や組織、またはプロダクトを好きではない(好かれていない)良い証拠なのだと気づき、危機感を覚えました。 自分が関係している組織を好きになってもらい、自分も好きになれるよう、強制しないように気をつけながら工夫していく必要があると思いました。 難しいですが、改善した先の世界を明確にして景色を合わせて、チームをうまく巻き込んで進められたら、忙しくても楽しいだろうと思いました。 これから管理職やチームリーダーになる人には読んでほしい書籍(他の問題地図シリーズも)だと思いました。

最後に

土曜のしかも年末の夜に集まってくれるか心配でしたが、たくさん集まっていただいて感謝です! 著者の沢渡さんも参加いただいてとても刺激になりました。 緊張したとはいえ、登壇したこと自体は楽しかったです。勉強になりました。

ホント今年はあまり勉強会登壇できなかったので、来年はもう少し拍車をかけていきます。

以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

銅のメジャーカップ

これはCoffee Advent Calendar 2020 21日目の記事です。

先日Amazon タイムセールで買った、銅のメジャーカップについて書きます。

目次

購入したメジャーカップ

金属加工技術で有名な新潟県燕市で加工されたものです。日本の技術は素晴らしい!!柄の形がコーヒー豆に似ていることも気に入りました。

www.amazon.co.jp

メジャーカップとは?

コーヒーの豆や粉を抽出器具に準備する時にすくって入れるために使います。なくても差し支えはありません。 メジャーカップは、プラスチック製、木製、金属製など様々な素材で作られています。プラスチックのものが安価で一般的です。

なぜ銅製か?

豆をすくうだけならば、素材は関係ありません。しかし、ピカピカの銅はちょっとした贅沢感を感じさせてくれます。 アイスコーヒーを銅カップで提供するお店もありますが、グラスと銅カップ比較すると銅の方が贅沢感が増す感じがします。 ちなみに、銅は熱伝導性が高いため、アイスコーヒーの冷たさを長時間保つことができます。ゆっくりとアイスコーヒーを味わうことができます。

使ってみて

新品なのでピカピカです。柄の裏側には燕のエンブレムが! 存在感があり、見ているだけでテンションが上がりますw

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豆をすくうとこのような感じです。

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さすがに重みはありましたが、使いづらくなかったです。柄に触るだけでワクワクしますが、使い込むことを躊躇してしまいますw

最後に

コーヒーの味に直結しないところですが、銅のメジャーカップで毎日のコーヒーをより楽しくすることができます。 また、ちょっとした贅沢を感じることができますので、普段使っている道具をグレードアップしてみるのも面白いと思います。 銅のメジャーカップならば、それ程負担なくグレードアップできますのでお勧めです!

短いですが今日は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

planioを使う理由と今後の付き合い方

この記事は Redmine Advent Calendar 2020 の 8 日目の記事です。

adventar.org

今年の1月末にPlanioを使い始めた話を書きました。そろそろ1年近く経とうとしていますので、改めて使ってみた所感と今後どう使っていくかを書こうと思います。

目次

planioを使い始めた時に書いた記事

amarelo24.hatenablog.com

なぜplanioを使っているのか?

実は、昔参画したプロジェクトでRedmineを使った進捗管理をしたことはあります。 しかし、その時はRedmineの良さが分からなかったことと、チケットを切ることで何かツッコまれたり糾弾されたらどうしよう…と、 チケット切ることへの抵抗とRedmineそのものへの恐怖心がありました。

時は過ぎ、インフラ勉強会やredmine.tokyo、redmine.osakaでRedmineの良さや業務を改善したことを語る方々のお話を聞くことで、 Redmineに対する抵抗と恐怖心が薄くなり、自分もRedmineを使いたいと思うようになりました。

とはいえ、今の職場はいまだにExcel管理が強い職場…なかなかすぐの導入は難しい。 ならば、自分のタスク管理でRedmineを使ってみてナレッジを蓄積しよう!と思いましたが、 自宅内からしかアクセスできないところに構築したら途中で確認しなくなる恐れがあると思い、 自宅内だけでなく外からスマホアプリでもアクセスできるplanioを選択した、というのがplanioに至った経緯です。

現在の使い方

使い始めた時の記事から大幅に変わっておらず、自分のタスク管理がメインです。主に、

に活用しています。

こんな感じでチケット切って、ガントチャート作って管理しています。

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期限近くになったら自分に発破をかけるべく、Slackに個人チャンネル作ってそこに通知送るようにもしています。 勉強や読書をサボらないようにするためのリマインドにするためです。 それでも、仕事のタスクの方が優先になるため、すべてに対して自分が決めた期限を守れるわけではありません… 数日終了が遅れても後でリカバれば良いものばかりなので、あまり厳密に考えずにゆるくやっています。

今後はどう使っていきたいか?

決めた期限を超過してリカバリもできたとしても、 どうしたら上手く時間を使えたか、どうしたらあまり時間をかけずに進捗させることができたかを振り返る必要はあるかなと思います。 今までそこまで考えずにplanioを使っていたので、今後は意識したいです。

また、自分のタスク管理だけでは、どうしてもより良い使い方に気付きづらい、と感じています。 やはり他人に使ってもらい、もっと効率化の観点を図りたいです。 職場に入れるよりハードル高いかもですが、自分が関わる活動(本業ではなくプライベートで関わっている団体の活動)の進捗管理、課題管理にplanioを使うよう提案することも考えています。 上手くいけば、よりナレッジを増やせるかもしれません。 今は無料の範囲で使っていますが、場合によっては有料にするのもアリかなと思います(所属団体からお金出してもらいたい)。

あとは、先月のredmine.tokyoの感想でも書きましたが、ヘルプデスク機能はぜひ使いたいですね。 これを使えることで、プライベート活動の問い合わせ管理、本業の方の問い合わせ管理や課題管理に効果的かなぁと思います。

まだまだplanioを使い込めていないため、上手なplainoと付き合い方を模索しながら使い込みたいです。 そして、得た気づきをブログ執筆やredmine.tokyoなどの登壇で発信し、貢献できればと考えています。

最後に

プラグインを使ったりして便利に使えるようにしたい気持ちもありますが、個人のタスク管理で使うならば、planioの機能は必要十分かなと思います。これからもplanioにはお世話になります!

テクニカルな話ではなく、内容も薄いかったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

コーヒー「こつ」の科学

この記事はCoffee Advent Calendar 2020 1日目の記事です。

…が、1日目と言いつつ、公開が2日も送れてしまいました(涙)申し訳ありませんっ!!

今回は、私がコーヒーに興味を持ちはじめた時に読んだ書籍、『コーヒー「こつ」の科学』という本を簡単にご紹介します。

www.shibatashoten.co.jp

www.amazon.co.jp

この本には、

  • コーヒー豆の生成、品種
  • コーヒー豆の成分
  • コーヒー豆の買い方のポイント
  • コーヒー抽出のポイント
  • コーヒー豆の焙煎

等についてクエスチョン・アンサー形式で書かれており、コーヒーとは何ぞやということが網羅されています。誰もがコーヒーに興味を持った時に考える疑問に答えてくれるような形で読みやすいと思います。

私はこの本でコーヒー知識の基礎を勉強しました。コーヒーに品種があること、コーヒーに含まれる成分については、この本ではじめて知りました。出版から10年以上経つ本ですが、何度も読み返しました。電子書籍はありませんが、いつでも読み返せるよう電書も欲しいです。

コーヒーの焙煎、抽出、飲む専門・・・取っ掛かりは何であれ、コーヒーの道に入った人がはじめて読むにはお勧めの本だと思っています。

ぜひ読んでみてください!