はじめに
この記事は、Coffee Advent Calendar 2023 の25日目の記事です。
早いもので、今日でCoffee Advent Calendar 2023も最終日。今回は、私のハンドルネームでもある「アマレロ」について書きます。
アマレロとは?
一般的に、コーヒーの実は「コーヒーノキ」に赤い実をつけます。これを「コーヒーチェリー」といいます。
コーヒーチェリーの中には、熟すと黄色の実をつけるものも存在するのですが、それを「アマレロ」といいます。「アマレロ」はポルトガル語で「黄色」という意味で、ブラジルのブルボン種という豆がよく黄色の実をつけます。
珈琲豆屋さんやカフェに、「ブラジル ブルボン アマレロ ○○農園」などという名称で販売されていたら、それです。「イエローチェリー」と呼ばれることもありますので、「イエローブルボン」という名称のコーヒーも該当します。
アマレロの味の特徴
※以降は、私の主観及び「ブラジル ブルボン アマレロ」(以下「アマレロ」と表記します)を中心として書いていきます。
ブラジルの珈琲豆は、中煎りにすると酸味と苦味のバランスがよく、焙煎したての豆からはナッツのような香りがしてとても美味しい珈琲になります。
ブラジルで生産される赤い実をつける豆(ムンドノーボ種やカトゥーラ種など)とブルボンアマレロは、酸味と苦味のバランスの良さは大きく変わりませんが、甘味の質は少し違います。
赤い実の豆たちは、強く重厚感のある甘味、アマレロは優しいけどキレのある甘味(口に含んだらすぐ甘味はいなくなるけど存在感がある甘味)だと思います。もっというと、同じアマレロでも農園が違うと味も違いますし、精製方法(今回は割愛します)が違っても味が変わります。
同じ生産国でも豆の品種や実の色で味の質が変わる、精製方法も味が変わるのはとても面白く、珈琲豆の魅力の一つです。
アマレロを生産する農園の一例です。このような名称を珈琲屋さんで見かけたら、一度飲んでみてください。
- ブラジル ブルボンアマレロ ボンジャルディン農園
- ブラジル ブルボンアマレロ アルコイリス農園
最後に:私にとって「アマレロ」とは
私はこのアマレロでコーヒーにハマり珈琲豆の焙煎まで至った、
- 自分の珈琲生活の原点
- 自分の名刺代わりの珈琲豆
と思うくらい大好きな珈琲豆です。アマレロだけでなくブラジル産の豆は、年間通して一番焙煎量が多い豆です。もっと多くの人に飲んでもらいたいと思っています。
アマレロのような優しくキレのある甘味と同じように、私も優しくキレのある人間になりたい。
そう思いながら、Coffee Advent Calendar 2023 を締めたいと思います。
今日まで、Coffee Advent Calendar に執筆いただいた皆様、ありがとうございました!
また、私の記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!