amareloのブログ(仮)

IT系勉強会で感じた想いや知見をメインに書いていきます。

キャリアブレイクについてちょっと考えてみた

目次

はじめに

「仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢」という本を読みました。

「キャリアブレイク」という言葉自体は以前から知っていましたが、いろいろ思うところがあって悩んでいるところに再度飛び込んできたワード。

それもあってすぐ購入して読みました。色々気づきがあったので書き留めておこうと思い、自分なりにキャリアブレイクについて考えたことを書きました。

なお、本記事は個人の見解であり、所属組織などを代表したものではありません。また、キャリアブレイクのことを十分に理解できていない可能性もありますので、その辺は可能な限り暖かく見守っていただけると幸いです。

書籍

www.kadokawa.co.jp

キャリアブレイクとは

キャリアブレイク研究所より引用しましたが、以下の通りです。

今従事している仕事や環境から離れて、自分を見つめなおして真にやりたいことを発見するための休止期間と理解しました。

「一時的に雇用などから離れる離職、休職、休学など、キャリアの中にあるブレイク期間のことを指します。造語ではなく、欧州やアメリカでは、一般的な文化です。一時的に離れる目的は、旅、留学、自主的な挑戦、勉強やトレーニング、休養、療養、出産、子育て、家族のケア、など様々です。」

careerbreak-lab.studio.site

所感

自分を労わる休み方をしたい

  • 日本人は休むのが下手
  • 休むことが悪

といったことが書いてありましたが、自分もそうだし周りを見ても、そのような人ばかりだと気づきました。

所属している組織の文化に合わせようと頑張りすぎて、自分の感性が蝕まれていく。それが所属組織の文化が社会の常識、所属組織での評価になっていく。「文化中毒」という言葉で表現されていたけど、的を射た表現だなぁと思いました。

それが自分の価値観にバッチリあっていれば良いんでしょうが、どこかで自分の意思や価値観と組織の文化に折り合いをつけて仕事している人が多いはず。

  • 体が疲れている
  • 今の所属組織にいることに違和感があって苦しい
  • 今の仕事を続けていて将来性は?

などと考えたら、少しでも立ち止まることを許容できる文化であってほしいと思いました。

組織の文化を変えるのも大事だけど、違和感を感じているならば、まずは自ら自分を労わる休み方をできるようになりたいと思いました。

小さくキャリアブレイクをできれば…

とはいえ、いきなり長期休暇とか離職を決断するのは勇気がいること。

少しまとめて休暇を意識的に取得して、旅行に行ったり、やりたかった活動をすることから始めても良いのかなぁと思いました。キャリアブレイク期間中にやることをスモールスタートで始めていければ、もっと長期間今のキャリアを見直す休みがほしいと思うようになれるかもしれません。

まとまっと休暇でなくても副業(複業)などができれば、長期休暇や離職をせずに現所属を飛び越えてできる小さなキャリアブレイクなのかな?と思いました。会社の規程で副業がNGならば難しいかもですが、ボランティアや地域の活動に興味がある場合は、そういったことでも良いのかもしれません。書籍に記載されていたキャリアブレイクとは少し違うかもしれませんが…

キャリアの再構築のためのブレイクが広まってほしい

ブレイク(休む)ことで、自分の価値観をブレイク(破壊)する。そして、自分の意志でキャリアを再構築する。

キャリアブレイクは、自律的なキャリアを再構築するための感性を養う準備期間・充電期間 だと思うと、もっと広まってほしいと思いました。

自分もまだ「離職」「無職」という言葉に抵抗はありますし、仕事を辞めろと言われてもすぐに辞める踏ん切りはつきません。

しかし、自分の価値観やマインドセットに合わない仕事や組織に居続けて違和感を感じ続けるよりも、できるキャリアブレイクから始めていくのは良いと思います。

充電期間中にゆっくり休んで「アンラーニング」し、これまでできなかった活動をして「越境」する。その過程で新しい知見を得て「リスキリング」したり、新たな出会いや縁を見つける。そのために「キャリアブレイク」する。

普段からこれらを無意識にできている人は、それぞれの言葉に違和感を感じるのかもしれませんが、「休暇」「退職」「無職」に対してネガティブにとらえる傾向が強い日本では、まずは「キャリアブレイク」という手法が広まって、より認知されてほしいと思いました。

最後に

今回、書籍を読んで、「休暇」「離職」「無職」にネガティブなイメージを少し減らすことはできたと思っています。

まだまだ抵抗感はあるものの、まとまった休暇を取得することから始めて、少しずつキャリアブレイクを始められればと思いました。

少しでも多くの人がキャリアブレイクを許容できる人が増えることを願って、終わります!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

JAWS DAYS 2024に参加してきました!!

目次

はじめに

2024/3/2(土)、JAWS DAYS 2024に参加してきました。 5年ぶりのオフライン開催で夜眠れなくなるほど楽しみでしたw

※本当はどのセッションを聴講しようか悩んでただけなんですが、「楽しみだった」と表現しても良いですよね??

参加後記を書いていきますが、個別のセッションの内容ではなく、全体的な感想が主なところになります。

公式サイト

jawsdays2024.jaws-ug.jp

池袋の街並みと会場

JAWS-UGのフラッグがサンシャインまでの道にズラッと並んでいて圧巻でした。

この写真撮っている人は同志だなぁ~と思いながら撮影しました。

選んだセッション

今年は、「運営」、「地方」の2つを中心にセッションを選びました。

※セッションの概要は公式ページをご参照ください。

  • Keynote
  • JAWS支部 re:Surgence~リブート支部代表たちによるパネルディスカッション~
  • ランチにまつわるちょっといい話
  • フルAWSのマルチテナントSaaS生成AIアプリ「かぐたん」開発秘話
  • 地方在住フルリモートワークエンジニアのリアル〜ジモトで"活きる"エンジニアライフ〜
  • エンジニアリングの多様性を活かすキャリアデザイン:研究からビジネスへの道
  • Believe In Serverless~真のサーバレスを目指して~
  • 地方Tech創生全国ツアー〜池袋Summit 〜
  • 恒例!ソリューションアーキテクト怒涛のLT

感想

イベントの運営について

運営経験ゼロの人間が書くことなので、全然違うよ!とか考え甘い!とか思ってもそっとしていただけると幸いです。

イベントに参加するだけでよいのか?

今年は一般参加者としての参加でしたが、それでも「イベントに参加するだけ」はそろそろ卒業したいなと考えています。

なので、運営にまつわるセッションを中心に選びました。

セッションを聴講してだけでなく、今回のDAYSのスタッフの方々を見ても、イベントをつつがなく終了まで運ぶのは大変だと思います。

運営メンバ、ボランティアスタッフがいて参加者は勉強することができる、誰かとつながれるんだなぁと思うと、

「参加者のままでいいのか?」と思うようになり、今回JAWS DAYSに参加してイベントを創る側を経験したいという想いはさらに強くなりました。

JAWS-UGに限らず、コミュニティイベントの運営にどう関われるか、もっと考えたいと思います。

オフラインイベントの良さ

オフラインは2019年に参加し、コロナ禍中はオンラインでのJAWS DAYSでしたが、久々のオフラインで参加者の本気度が全然違いました。

自分も今回のセッションは、40分50分があっという間に感じました。それほど「セッションを聴くんだ!」という想いが強かったのでしょう(ただ、1セッション終わってからの疲労感もオンライン時以上で、肩が痛くなりました。。。

勉強したり知見を共有するのが目的ならばオンラインでも良いと思いますが、オフラインイベントの良さは、そこに「出会い」があり「生の議論」があるからなのかなと思いました。

オンラインでも議論はできますが、深く話をしたいならばオフラインの方が相手の感情、想いが伝わる。

オフライン・オンラインどちらかゼロイチではなく、オフラインは議論や出会いを重視、オンラインは知見の共有を重視、という風に、イベントの性格によって使い分けていくのが良いのかなぁと思いました。

地方のコミュニティはオフライン重視とのことでしたが、同じ地域にいる方々、他の地域から来た方々の「出会い」を大事にしたい、その地域の良さを感じてもらいたいというところから、オフライン重視にしてコロナ禍中は活動を止めていたというところもあるのかなぁと思いました。

「地方」について

普段自分が生活している都道府県以外に住んでいる人や企業がどういう活動をしているか凄く興味があり、このワードをテーマにしたセッションに参加しました。

「地方」で働き活躍する

特に「ランチにまつわるちょっといい話」で、北海道の小学校完全給食への取り組みのお話を伺って胸が熱くなりました。個人的には一番感動したセッションでした。

小学校で給食を食べられるのは当たり前ではないという事実を知ったことも驚きでした。

地域課題に向き合い、ITで解決する。それを自分が好きな地域や企業に所属して貢献して成果を出している姿を見ると、仕事で活躍したり社会貢献できるのは首都圏の企業だけじゃないし、首都圏から自分が好きな地域の企業に貢献することもできると改めて思いました。IT技術が発展して事と思うと、これにも胸が熱くなりました。

地方にはその地域に根付いて貢献している企業がたくさんあるし、とても素敵な活躍の事例がまだまだたくさんあると思います。その事例から学び、活用できる知見を身に着け、できる範囲でも何らかの形ででも応援したり協力したいと思いました。

個人的な心残り

とても楽しく学ぶことができ充実したJAWS DAYSでしたが、個人的な心残りがあります。

人見知りが発動してあまり参加者と話せなかった...

これに尽きます。。。

せっかく大人数がオフラインで一堂に会する年数回の場で、普段、X でもフォローしていただいたり、フォローさせていただいている人もいて会える機会だったのに…「なんとなくこの人かなぁ?」という方は何人かお見かけしたのですが、自分から話しかけられなかったです…

知っている方の話に入ったり声かけたりするのも躊躇してしまい、あまり話せませんでした。自分から話の輪に入るのが苦手なのは昔からなのですが、それは、

  • 自分から他人と話したいと思っているネタの量
  • セッションで感じた想いや意見を素早くまとめる能力
  • 一つのテーマで議論するための知見

等が乏しく、いざ話そうにも躊躇してしまうからでは?と思いました。でも、せっかく対面で会える場であまり躊躇してると自分を知ってもらえず、何かのきっかけになったはずのこともならなくなってしまうので、まずは自分から気軽に話せるようになりたいなと思いました。

今後、コミュニティや勉強会を運営することになった際にも困るので、もっと肩肘張らずにふるまえるようになりたい。

最後に

学びも反省も多く、終始充実した時間を過ごすことができて満足でした!

来年のJAWS DAYSに参加できるならば、ボランティアスタッフで参加したいし、登壇もしたいです(CfX出したけど今回は落選した…)。

改めて、運営の皆様、ボランティアスタッフの皆様、ありがとうございました!!

最後になりましたが、会場のフォトスペースでの写真。オフライン参加したなぁという想いを強く感じました。

エンジニアティールームに参加してきました

はじめに

2/3、エンジニアティールームに参加してきました。

eng-tearoom.connpass.com

普段、コーヒー豆焙煎人兼エンジニアを名乗って活動している自分ですが、家族が紅茶派(滅多にコーヒー飲んでくれない…)なのもあって紅茶も良く飲みます。銘柄や知識はほどんど分からず恐縮ですが。

今回、コーヒーにも通ずるところがある紅茶のことも知り、気づきや知見を得たい。両方の良さを知るきっかけになればと思い、参加してみました。とても美味しく楽しい時間で、Xのポストだけでは書ききれないため、ブログに書いていこうと思います。

いただいた紅茶

計5種類の紅茶をいただきました。最後にいただいた紅茶、美味しかったのですが、美味しさに気を取られて写真撮り忘れてしまいました。。。

トンプソンズ スペシャルエブリデイ

最初にいただいた紅茶。イギリスの紅茶とのこと。ふわっとした香りと味で、飲みやすかったです。

日東紅茶 香り高い紅茶、こく味のある紅茶

日東紅茶は黄色いパッケージの印象が強いですが、青(香り高い)と赤(こく味のある)のパッケージなのは初めて見ました。一般的なスーパーでも変えるとのこと。今度近所のスーパー行って見かけたら買ってみようと思います。どちらも美味しかったですが、自分は香り高い紅茶の方が好みかなぁと思いました。

バッキンガムパレス ダージリン

密封性の高い缶に入っていて、高級感あふれる紅茶。葉の香りも飲んだ時の香りも華やかで冷めてからの甘味も感じました。先にいただいた紅茶の味も良かったのですが、今回いただいた紅茶の中で一番印象的で美味しかったと思いました。

軟水と硬水の飲み比べ

トンプソンズ スペシャルエブリデイを使った軟水と硬水の飲み比べもやりました。

コーヒーも軟水で淹れたものと硬水で淹れたものでは味わいが変わりますが、紅茶でもここまで変わることには驚きました。個人の感覚ですが、硬水の方が紅茶の茶葉の味を強く感じて、軟水の方が柔らかい味で冷めてから甘味を感じました。どちらも良い味でしたが、どちらかというと軟水の方が好きかなぁ~

コーヒーで軟水と硬水の淹れ比べ、昔やった覚えがありますが最近全然やっていませんでした。やってみよう!

シフォンケーキ

バニラのシフォンケーキとたっぷりの生クリームとお菓子のトッピング。ちょうどよい甘味のシフォンケーキで食べやすく、トッピングの生クリームとお菓子にも合いました。

トッピングのお菓子は、第一部に参加された方からの差し入れとのこと。美味しかったです!!シフォンケーキは、東京の八王子のお店とのこと。行ってみたくなりました!

最後に

コーヒーも紅茶といった種類が多く味の特性も違うものは、人によって好みが分かれたり、考え方が分かれるので、とても奥深い世界だと再認識しました。どちらがいいか悪いかではなく、みんな違ってみんないい。強制はできないけど、それぞれの特性を理解したうえで勧めることができれば。そんな感触を得ました。

今回参加したことをきっかけに、これまでやりたいと思っていた「エンジニア向けのコーヒーイベントをやりたい」という想いも再認識しました。少しでもコーヒーを飲んでほっとしてもらえたり、誰かと誰かの会話をつなぐきっかけづくりを自分もやりたいと思いました。

やりたいこと、勉強したいこと、考えたいことが増えてきて、これからどんどん忙しくなりそうな感触も得ましたw

とても雰囲気良く、美味しく、和やかな時間でした。主催者のぷぷさん、美味しい紅茶を用意していただいた豊島さん、ありがとうございました!!

黄色の実をつける珈琲豆・アマレロ

はじめに

この記事は、Coffee Advent Calendar 2023 の25日目の記事です。

アマレロ@珈琲豆焙煎人兼エンジニアです。

早いもので、今日でCoffee Advent Calendar 2023も最終日。今回は、私のハンドルネームでもある「アマレロ」について書きます。

アマレロとは?

※Pixabayより

一般的に、コーヒーの実は「コーヒーノキ」に赤い実をつけます。これを「コーヒーチェリー」といいます。

コーヒーチェリーの中には、熟すと黄色の実をつけるものも存在するのですが、それを「アマレロ」といいます。「アマレロ」はポルトガル語で「黄色」という意味で、ブラジルのブルボン種という豆がよく黄色の実をつけます。

珈琲豆屋さんやカフェに、「ブラジル ブルボン アマレロ ○○農園」などという名称で販売されていたら、それです。「イエローチェリー」と呼ばれることもありますので、「イエローブルボン」という名称のコーヒーも該当します。

アマレロの味の特徴

※以降は、私の主観及び「ブラジル ブルボン アマレロ」(以下「アマレロ」と表記します)を中心として書いていきます。

ブラジルの珈琲豆は、中煎りにすると酸味と苦味のバランスがよく、焙煎したての豆からはナッツのような香りがしてとても美味しい珈琲になります。

ブラジルで生産される赤い実をつける豆(ムンドノーボ種やカトゥーラ種など)とブルボンアマレロは、酸味と苦味のバランスの良さは大きく変わりませんが、甘味の質は少し違います。

赤い実の豆たちは、強く重厚感のある甘味、アマレロは優しいけどキレのある甘味(口に含んだらすぐ甘味はいなくなるけど存在感がある甘味)だと思います。もっというと、同じアマレロでも農園が違うと味も違いますし、精製方法(今回は割愛します)が違っても味が変わります。

同じ生産国でも豆の品種や実の色で味の質が変わる、精製方法も味が変わるのはとても面白く、珈琲豆の魅力の一つです。

アマレロを生産する農園の一例です。このような名称を珈琲屋さんで見かけたら、一度飲んでみてください。

  • ブラジル ブルボンアマレロ ボンジャルディン農園

usfoods.co.jp

  • ブラジル ブルボンアマレロ アルコイリス農園

worldbeans-shop.com

最後に:私にとって「アマレロ」とは

私はこのアマレロでコーヒーにハマり珈琲豆の焙煎まで至った、

  • 自分の珈琲生活の原点
  • 自分の名刺代わりの珈琲豆

と思うくらい大好きな珈琲豆です。アマレロだけでなくブラジル産の豆は、年間通して一番焙煎量が多い豆です。もっと多くの人に飲んでもらいたいと思っています。

アマレロのような優しくキレのある甘味と同じように、私も優しくキレのある人間になりたい。

そう思いながら、Coffee Advent Calendar 2023 を締めたいと思います。

今日まで、Coffee Advent Calendar に執筆いただいた皆様、ありがとうございました!

また、私の記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

エンジニアの成長を応援する忘年LT大会2023 参加レポート

はじめに

12/19 エンジニアの成長を応援する忘年LT大会2023 に参加しました。

その感想と自分の登壇のふりかえりを書いていきます。

イベントページ

engineers.connpass.com

セッション内容

アウトプットを始めたら1年で人生の目標が叶った話 おおいしさん

資料

speakerdeck.com

ポイント

  • 普段からメモすると整理したくなる
  • 所属する組織や団体にシェア
  • 他人ではなく過去の自分と比較すべし

感想

初っ端から心に刺さったLTでした。

他人との比較ではなく自分との比較。他人と比較するだけでは何も生まれない。

適度な刺激、ライバル心を持つのは悪くないと思いますが、自分を貶めるだけの感情ならば、そこに陥らずに気持ちを切り替えられるようになろうと思いました。

あと、普段からメモをするのもやってみようと思いました。

登壇ネタ探しだけでなく、自分の思考の整理・深掘りにもなるので、良さそうです!

気づいたら社内でイベントなんでも助けるおじさんになっていた話 北川雅士さん

資料

※公開されたら追記します。

ポイント

  • 1つのことに関わり続けていたら、その道の人と思われる。
    • 社内勉強会
    • イベント開催109回
    • イベント開催の相談が増えた。
  • 点と点のつながりを感じた年だった

感想

オフライン勉強会が多くなって人と顔を合わせる、勉強会以外の場でも懐かしい人たちと顔を合わせる機会が多くなり、

個人的にも今年はつながりを感じた・取り戻せた1年だったと思います。

積み重ねてきたことが成果になった実感。こう感じられる活動を自分も続けていきたい。

来年は”楽しい”1年にしたい うーたんさん

資料

speakerdeck.com

ポイント

  • ネガティブなふりかえり
    • 他の人と勝手に比較
    • ふりかえりが外に向いている
  • チャレンジしていないなんてことはない
  • 1年で評価しない

感想

ほんとうに、1年間本業の仕事も業務外でのアウトプットも続けてきて、何もしていない、成長していないなんてことないんですよね。

自分が気づいていないだけで何かしら取り組んでいて、それがいつの間にか血肉になっている。外を気にしすぎず、ちゃんと1年間の「自分」を軸にしてもっと自分を労わってあげよう。

アウトプット頑張ったら企業からLT登壇の依頼がきた話 ユータさん

資料

speakerdeck.com

ポイント

  • Zennの記事に投げ銭をいただいた
  • FindyからLT登壇の依頼をいただいた
  • デブサミ2024の登壇に申し込んだが不採用だった。
  • 来年は大きいカンファレンスでの登壇を

感想

個人的にZennで記事書くと投げ銭をもらえるのがちょっとビックリでした(本当に今回初めて知った)。

登壇のチャレンジは自分自身が意識すればできることだけど、他の会社さんから登壇依頼をいただくのはとてもすごいこと。

アウトプットを続けていたことで変化を生み出せるという、いいお話でアウトプットまた頑張ろう!と元気をもらえたLTでした!

開発組織が情報発信の打席に立てる土台を作った一年を振り返る 中村隆宏さん

資料

speakerdeck.com

ポイント

  • 技術ブログとエンジニアイベントを実施
  • 機会をつくること
    • 30点でも打席に立つ。
  • モチベーションを損なわないことに重視
  • 発信をしていく文化、打席に立つ意思の養成、場の設定

感想

「機会を作ること」

まずは自分が実現したいことの「機会を作ること」。これに尽きるなぁと思いました。

メンバのモチベーションを損なう前に文化の醸成、場の設定

これから自分がやりたいことの参考になりました!

しんどい一年だった たぬきかめんさん

資料

※公開されたら追記します。

ポイント

  • 華やかではない方のシード期のベンチャーに入社したが短期離職
  • 自分探しの旅に出たが、何も見つからなかった
  • ホワイト企業に転職
  • 逃げずに納得がいくところまで見つかるまでやり切った。
  • 来年は平和に過ごしたい

感想

逃げずに納得がいくところまでやるの、タイトルの通り本当にしんどいと思います。

自分と対峙しなければならないからかもしれない。

でも、平和に、気持ちを楽にして過ごすには場合によっては乗り越える必要がある。

一度逃げずに自分と向き合ってみようと思いました。

人は30分でLT資料を作成し、LTを話すことができるのか

資料

※公開されたら追記します。

ポイント

  • 登壇を申し込んで2時間前に繰り上がった
  • canvaでスライドを30分で作った。
  • 補欠は繰り上がるもの
  • 常に準備を怠らないように

感想

登壇が決まって30分でタイトルと資料を決めて、登壇やりきるって滅多にない機会ですし、なかなかできないことです。

その機会をものにできるよう、何を話しても良いように、引き出しを準備しておかねばと思いました!

自分の登壇

資料

speakerdeck.com

感想

久々の登壇で緊張しましたが、時間を大幅にオーバーすることなく、余裕持って話せたかなと思っています。

ただ、資料を読んでしまい、目線を聞いていただいている方々の方にあまり向けられていなかったかなと思います。

文字が少ない1枚のスライドから多くのことを話せるようになりたいものです。

焙煎した珈琲豆を持っていき、希望者に配布するのは今後もやってみようかと思っています。自分が焙煎した豆でコーヒーを飲んでもらいフィードバックいただく回数を増やしたい。

それが今後何かのきっかけになれば。

最後に全体的な感想

「他人と比較せず自分と比較」

「自ら機会を作る」

個人的には、今回登壇された方々に大体共通しているワードかなぁと思いました(違ってたらすいません!)

他にも同じようなことで悩まれる方が多いのかなと思ったのが印象的でした。

自分の場合、自己肯定感が低くてどうしても他人と比較してしまいがちですが、

他人と比較しても何も身につかないし、落ち込むばかりです。

過去の自分と比較してふりかえり、前向きにチャレンジの機会を自ら作る。

それを自分に無理のない範囲で頑張っていこうと思いました。

懇親会でも多くの方と話せて楽しく過ごせた勉強会でした。

ありあきさんをはじめ、運営手伝いをしていただいた皆さん、ありがとうございました!

JAWS-UG東京 ランチタイムLT会 #6 受講レポート

はじめに

今日12/18のお昼、JAWS-UG東京 ランチタイムLT会 #6 に参加しました。

今回、共感と学びがとても多い会でしたので、久々にレポートを書きます。

イベントページ

jawsug.connpass.com

アーカイブ動画

www.youtube.com

セッション内容

LT① JAWS Festaに行って刺激された人間が、1か月でAWSにどう入門したか びきニキさん

資料

※公開されたこと確認出来たら追記します。

感想

JAWS Festaに参加して、詳しくなりたくて入門したとのこと。この数か月で行動が早く驚きました!

知らないコミュニティやカンファレンスに参加するのって最初は怖い(何度か参加してるコミュニティでも話せるか不安でまだちょっと怖い)んですが、

その慣れない場にも飛び込むことで気づきがあったり、もっと勉強しようと思えることもあるから、絶対やった方がいいと思います!

視野を広げて積極的に参加したいし、熱量高いAWSコミュニティにももっと関わり貢献したいと思いました。

コミュニティの運営、自分も来年は挑戦したい。

LT② AWSでのセキュリティ対策、多少はやってこうぜ! こばやしさん

資料

speakerdeck.com

感想

セキュリティ対策に関する悩みに対して思うことは自分も同じで、本当に今でも尽きない悩みだなぁと思いました。

「小遣い足りなくなったら、全裸で歩くんか?」

今日一の名言でした!自分も困ったら使おうと思いました。使いどころには注意しないと(汗)

でも、この言葉を発する前に、お金がないからやらないで止めないよう、考え続けないとですね。他にも、

  • SecurityHubとGuardDutyは有効化しよう。
  • 定期的に確認して対策する運用を作る。
  • セキュリティ対策はわからないからやらないんじゃない。無知を自覚したら学ぶしかない。

まだまだ不十分なことばかり。無知を言い訳にせず、面倒くさがらずに学び続けよう!と危機感も感じました。

共感が多いLTで楽しく勉強できました!!

LT③ Terraformでマルチリージョンデプロイしてみた 岩崎正寛さん

資料

speakerdeck.com

感想

マルチリージョンで扱う際は、

  • Providerとリージョンは1対1
  • グローバルリソース(IAM、WAF、CloudFrontなど)の取り扱いには注意
    • リージョン間の衝突が起こる。
  • Act/Act構成のアプリケーションでの考慮事項
    • リージョン間のレイテンシを考慮
    • DB書き込みポリシ(一元管理 or 分散管理)
    • DBレプリケーション

に注意すること、考慮することは多くて大変そうだと思いました。

でも、IaCを実現できれば、楽になる手ごたえを直に感じられて楽しそうと思えたLTでした。

LT④ IT初心者がAWS認定資格を取得して感じたこと yukiさん

資料

speakerdeck.com

感想

「認定取得は手段」は本当に共感でした。自分も以前、ANS-C01に2回不合格になって、これに陥っていたなぁと気づきました。いい年して恥ずかしい限りです…

「机上の知識」で終わらないよう、基礎知識や技術を身につけて業務に生かすことを考え、実践しながら学ぶ方が血肉になるはず。 その過程にAWS認定受験があるのが良いと思うので、そのスタンスで自分も挑戦し続けたいと思いました。

AWS認定はやっぱり欲しいんですが、やっぱり必要な技術・知識は見極めないと! せっかく勉強しても忘れてしまうのは本当にもったいないから、活かせる知識をつけたい!

LT⑤ Azure触ってた僕がAWSに入門してみて感じた事  shinnosuke.ikedaさん

資料

※公開されたこと確認出来たら追記します。

感想

Azureは3年前にAZ-900を受験したときに、勉強で触ったことがあります(もちろん個人アカウントで!)

リソースのまとめ方がAWSとAzureで全然違って、勉強始めたばかりのときに凄く戸惑ったことを思い出しました。

でもこうやって、それぞれの違いを確認しながら勉強すると身に付きやすそうですね。

Azureはそれ以来触ってませんが、Azureをまた触ることになった時の参考になりました!

最後に全体的な感想

はじめて登壇される方ばかりの会でしたが、気づきが多い会で楽しくお昼を過ごせました。

AWSもっと楽しく勉強していきたいと再認識しました。最近まで全然アウトプットはおろか、AWS触ることもあまりできてなかったので、いろいろやっていこう!!

今回もお昼の勉強会開催、ありがとうございました!

「政治学者、PTA会長になる」を読んで

目次

はじめに

図書館で「政治学者、PTA会長になる」という本を借りて読みました。 本書籍は、著者で政治学者の岡田憲治さんがPTA会長を務めたその経験談として書かれていましたが、 個人的には、リーダーシップ、組織運営、チームビルディングの観点で気づきがあって興味深く読むことができました。

今日はその観点で読んだ感想を書いていこうと思います。

※お断り

これから「組織」という単語を多用します。PTAのみならず、会社、チーム、団体などを指す言葉ではありますが、 特定の組織について述べるものではありません。

書籍について

Amazon.co.jp: 政治学者、PTA会長になる : 岡田 憲治: 本

気づきと感想

リーダーとオペレーター

  • 日本人は「オペレーター」気質の人が多い。

    • 先達からの手順を継承して厳密に対応することで失敗なく物事を進めることの方が得意な人が多い。
    • オペレーター気質の人が、PTA会長に押し上げられ真面目にこなそうとしすぎて心身的に負担を抱える。
    • オペレーターを生み出す教育が強く、リーダーを育てる教育が手薄。
  • リーダーとは

    • 不完全な情報や事態をメンバに説明し意見を引き出す人。
    • 意見を取捨選択して決断を下し、次に向かう先を言葉で指し示す人。

前半、著者のリーダーシップに関する記述があり、上記のような内容が書かれていましたが、同感でした。 これまで受けてきた学校教育、就職してからの社員教育など、どれをとっても「リーダーシップ」とは?にフォーカスした教育は少ない。 自分も社会に出ていい年になりましたが、このようなリーダーかと問われるとそんなレベルでは到底ありません。 また、このようなリーダーって日本にどのくらいいるんだろう?って思いました。

だから組織はなかなか変わらない。しかし、リーダー気質な人が必ずしも組織の長にならない。

ではどうするのが良いか?完璧な答えはないと思うけど、

  • 変えること、前例踏襲でないことは、良いこと。
  • 日頃から行動しやすい雰囲気、意見しやすい雰囲気を作ること(心理的安全性の確保)。
  • 各自の得意なことを共有して、得意分野で補い合うこと。

リーダー一人が背負うだけではなく、所属組織メンバが共通認識とすることが大事なのかなぁと思いました。

PTAは生活の延長

「PTA」というより、日々の活動すべてに当てはまると思います。

仕事にせよ、ボランティアにせよ、やはり日々の生活の延長線にあるのが望ましい、 自身に支障をきたしてまでやるものではない。本当に同感です。 結果的に嫌な思いになりますし、残るものはあまりありません。 まぁ、仕事となると成果や結果を出す責任があり多少の苦労はつきものですが、 それでも自らの生活を切り詰めすぎたり、心身の健康を害してまで出す成果や結果はないと思います。

現状(人員不足や世の中の流れ)に向き合わず無理しすぎたり、組織の存続が目的となっていると 逆にそれがアンチを作る原因の一つになりかねません。 そうなったら、組織を閉じたり、外部から強制的に改善することの検討も必要なのかなぁと思いました。

変えることの難しさ

リーダーが不要と思っていても、続いてきたことにはその背景や理由がある。 それを理解せずに一方的に無くしたり強制的に変えたりすると、ハレーションが起こるし心を閉ざす人もいる。 時間をかけてお互いが歩み寄って理解する時間も必要で、継続してきたことを変えることは難しいと改めて思いました。

その一方で、本当に無駄なこと不要なことを削ぎ落すと時間的余裕ができる。視野が広くなりやるべきことが増える。 筋肉質な組織になって、組織へのかかわり方も外部からの見え方もポジティブになる。 ただそこにたどり着くには、この変えることの難しさと直面して、日々コツコツ取り組んでいくしかない。改善は一日にしてならずですね。

誰でも運営できる組織にすること

PTAのように任期が長くない場合、改革しようと思っても、できる誰かがやるには時間がかかりすぎる。 誰かできる人がやり続けて属人化させるのもそれも違う。その人がいなくなったら、うまく回っていたものが元に戻ってしまう。 誰でもできる組織にする、誰でもできる仕組みを作り、他の誰かに継承していく。 良い形で持続可能な組織運営をすることの難しさを感じました。

仕事もそうで、自分が担当している仕事を別の人がやってもほぼ同じように回していくことができるのが理想的。 だけど、突発的に誰かに引き継いでもすぐに上手くいかない。手順をビッシリ整備するだけでなく、 日頃から自身の仕事の仕組みや思想を、メンバにも共有したり分かってもらえるよう努めたいと思いました。

ビジョンや目的の共有

ここまで書いてきたことは、日頃から組織のビジョンや目的、行動指針を組織メンバに共有し、 組織外の人たちにも情報発信してこそ成り立つものだなと思っています。

岡田さんが話の中で、PTA活動の行動指針・ビジョンを何度もメンバに呼び掛けていたり、 保護者や学校にもそれを情報発信しているシーンがありました。 メンバが行動指針を理解していれば、何を判断基準として行動すればよいかわかる。 リーダーでなくてもメンバが考えて動くことができる。行き過ぎたときは誰かが諫めることができる。 外部の人たちは協力したいと思ってくれる。 普段から、組織内外ともに自分たちが何を大切にしているかを発信することが重要で、 本当に改善は一日にしてならず、一人では戦い続けるのは並大抵ではないと確信しました。

最後に

PTAを題材にした書籍なので、最後に自分のPTAに対する拙い考えを書こうと思います。

「PTAは子供のため」

ふんわりした言葉だし、岡田さんも疑問を呈していましたので深掘りが必要な言葉ですが、PTAの目的を一言で言うとこれだと自分は思っています。 学校も家庭も健全に生活でき、すべての子供が安全な学校生活を通じて育つためにも、PTAは存在するのが望ましいと思います。 ただし、「PTA」という名称や体制にこだわらなくても、学校と家庭が良い関係性を築き続けるために少しでも多くの人が関心を持てて、 より良いものにしていくための力や知見が少しでも多く集まるよう、門戸が開けていれば良いのかなぁとぼんやり考えています。

色々と気づきや考えさせられることが多く勉強になりました。読んで良かったです。 全国のPTAや小中学校に関係する組織が、少しでも健全で前向きな活動をできることを願っています。