先日、上阪徹さんの著書「文章の問題地図」を読みましたので、感想を書きます。
今回、近所の図書館で見つけて読みました。今までの問題地図シリーズも学びと気づきが満載でしたが、文章の問題地図も予想を裏切ることなく、学びと気づきが満載でした!文章を書くのがいまだに苦手な私にとっては、刺さる内容ばかりでした。
目次
書籍について
感想
文章が下手で未だに苦手意識がある私にとっては、刺さる内容がたくさんありました。 その中でも特に印象に残ったこと3つを書きます。
まずは素材を整理する
書籍に書かれていた「素材」とは以下の3つです。
- 事実
- 数字(売上高、従業員数、創業年数など)
- エピソード(驚いた、不思議に思った、聞いた話など)
今まで文章がなかなか書けない時はのことを振り返ってみました。 そのほとんどが、「事実とエピソードがハッキリしていなかったからだ」と、思い当たるフシがあることに気付きました。 本を読んでも、勉強会に参加しても、勉強しても、そこから得た事実がなければ、書こうにも書けません。 事実だけあって書き出せても、そこにエピソードが無いと文章にはできない。 自分が文章なかなか書けない、書きづらい理由にとても近いと思い、腹落ちしました。
いきなり書こうとしない
「とりあえず書きながら考えればいいや」
私はこう考えて書くことが多かったです。丁寧に書こうとしすぎるのも問題ですが、「とりあえず書きながら考えればいいや」と「ラフに書いて後で修正しよう」は全然違うと思いました。素材出しをやりながら書くのでは、分かりやすくまとまった文章はかけないなぁと納得しました。
まず、素材を整理して構成を組み立てる。それから、自分で見直して肉付けする、または他人から意見をもらって精度を上げる。そのような書き方に変えていきたいと思いました。
書けない理由
自分が思ったことをその場でメモをとっていないから書けない。
これまでの人生で、勉強会のレポートや読書感想文が苦手だった理由はこれだと思いました。
- 何を感じたか
- 何を学んだか
- 何に驚いたか
- 何を次につなげていきたいか
ただ読んだり、ただ勉強会に出ているだけではなく、これらの意識がなければ何も書けないなと改めて思いました。 これから読書や勉強して学んだことは、この4つを意識して素材を作ろうと思います。 そして、ブログ執筆や登壇資料作成に生かしたいと思いました。
最後に
今まで自分が文章書くことに抵抗があった理由が明確になって、すっきりした読後感でした!!やはり問題地図シリーズはおもしろいです!!図書館に返却してしまいましたので、いつでも再確認できるように購入しようと思います。
短いですが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!