2/9、「50代以上エンジニアのキャリアストーリー 〜将来のエンジニアライフを考える〜」に参加しましたので、レポートを書きます。 自分も来たる50代の生き方を考えなければならない年齢になったのもあり、 当日にconnpassで見つけたこのイベントのタイトルに惹かれ、参加登録しました。
目次
イベントページ
togetterまとめ
セッション概要
パネルディスカッション
エンジニアとして働き続けている理由
- 新しい技術が出てきて面白い。技術の進歩を眺めるのが面白い。働き続けているのはそれがすべて(増田さん)。
- 趣味と実益を兼ねている(塩谷さん)
- 好きだから(渡辺さん)
「趣味と実益を兼ねている」という塩谷さんの言葉は深いなぁと思いました。 やはりどんな仕事をするにも、この領域に行きつければ強いし、楽しみながら仕事できるなと思いました。
「好きこそものの上手なれ」って言っていいかわかりませんが、この言葉が思いつきました。
エンジニアとして苦労したこと
- オブジェクト指向をわかるのに苦労した(渡辺さん)。
- 覚えるのは大変だけど楽しい。
- 年を取ると意識的に体を動かしていかないと錆びつく(増田さん)
- 年取っていろいろなことを見れるようになった。昔は辛かった。
- 面白くて対価になる仕事を見つけるのが大変(増田さん)
- キャッチアップは好きなものでお金になるものを選ぶ(塩谷さん)。
- とがったものと枯れきったもののアンテナを張ること。
年下のエンジニアに伝えたいこと(技術習得で工夫している点、やって良かったと思うこと)
- いろいろやって仕事の幅ができた(塩谷さん)。
- チャレンジを1つ入れる。ただ欲張らないこと(渡辺さん)。
- 基本的な仕組みや原理を理解すること。その方が早く習得できる(増田さん)。
- 流行りのものを次から次へと追っ掛けるのは効率が良くない。
増田さんの「基本的な仕組み」を理解する。これはホント大切だと思います。が、どうしても新しい技術ばかりに目が行ってしまう(汗) 一度ちゃんと基本的な原理を見直そうと思いました。
情報処理技術者試験の午前問題(特に午前Ⅰ)で苦労するのって、基礎がちゃんとできてないからかなぁなんて思いました… まずは、増田さんが紹介していた「教養としてのコンピューターサイエンス講義」を買って読もうと思います。
これからチャレンジしたいこと
- 難しい設計をやりたい。そういう仕事を見つけたい(増田さん)。
- 定年になっても仕事があればやっていると思う(渡辺さん)。
その他、質問などから
- だいたい朝5時前後に起きて、何かチャレンジする時間にしている(渡辺さん)。
- プロダクションに近いコードを書きたい(渡辺さん)。
- フリーランスを続けられるのは「人」(増田さん)。
エンジニアとして実力があれば、いつでもプレイヤーに戻れる。マネジメントも一度チャレンジしてみること(塩谷さん)。
最近読んで面白かった本(増田さん)
LTセッション
未来のわたしストーリー bash0C7さん[@bash0C7official]
キャリアデザイン、成長ロードマップ、成長したスキル選び
- これらをゴール逆算で突っ切る(ムリ!!)。
ミッションにほれ込む ⇒ 課題をつかむ ⇒ 仲間に花を持たせる。
- 評価のおこぼれをいただくループを作りたい。
50代になっても道は定まらない さっぴー川原さん [@sapi_kawahara]
- プログラマ35歳定年説。35歳になると学べなくなる(学ばなくなる)。
- 学べなくなったのではなく、学ぶ姿勢を失ったのでは?
- 我流を直して新たな道を進もう。
- 我流は転職の障壁
- 道が変わっても学び続ける。
- 人生は投機的実行だが無駄なことは何もない。
最後に
最後のまとめで、皆さん以下のように語られていました。
- 学び続けていれば年齢は関係ない。興味があればずっと続けられる。(増田さん)。
- 執念、諦めないこと(渡辺さん)。
- やりたいことをとことんやっていくこと(塩谷さん)。
皆さん共通しているのは「技術が好き」なんだと思いました。だから、長く続けられてきたしこれからも続けるのだろうと思いました。 自分も学ぶこと、挑戦することは好きです。大変だけど、様々な仕事をやりつつ、学びと挑戦を繰り返していきたいと思いました。また、
- 自分の仕事は本当に好きで続けたいことか?
- 一生続けたいことが何かあるか?
- それは真っ当に取り組んでお金になることか?
これらを日々問い詰めながら、今後の道を定めたいと思いました。
とても参考になるお話を聴くことができて感謝しています。 登壇者の皆様、運営の皆様、ありがとうございました!!