7/25(土)、8時だよ全員 To Go! 情シスLT会 オンラインに参加しました。 良い気づきと学びがありましたので、忘れないようにしたく参加レポートを書きます。
目次
イベントの内容
Togetterにまとめがありますが、以下に自分の概要メモと感想を簡単に書きます。
LTは怖くない かふぇさん @AtsushiCafeK
- テーマと誰(ターゲット)のためにを決める。ゴールも先に決める。
- 相手に合った伝え方(わかりやすい言葉を使う等)が大事!
- テンプレを決める。テンプレはあくまでも補助輪。なれたら外して加速させる。
- 脳には可塑性がある。年齢を理由にあきらめなくてもよい。
自分は資料作るのも話すのもテンプレなくここまでやってきたので、参考になりました。 テーマ、ターゲット、ゴール。この3点は今後の資料作成やLTのストーリー作りに活用したいです。 また、個人的には脳には可塑性があるという話はとても刺さりました。昼間に開催されたJTF2020でも同じ話を聞いて強く共感したからです。 同じセッションを聞いており、同じことをかふぇさんも考えていたことから、勉強して登壇する、その繰り返しをするのに年齢は関係ないということを確信しました!自分もまだまだ頑張れると思いました!
資料はこちらです。
わたしの情シス経験をシェアします!!akikoさん @akiko_pusu
- データを中心に考えて行けば理解が進む。
- 記録、過去ログは大切!
- 管理部門とは仲よくしよう!
- ユーザ会に参加して社外の方々と情報交換を。
- 会社を回す仕組みに関わる経験をしていると、キャリアを変えた時にその経験が生きて強みになる。
Redmine大阪でも登壇されていたたかのさん。登壇資料がいつもの温かみのあるイラストでとても分かりやすかったです。 会社の仕組みを知ってその役に立てる業務をしていると思うと、やる気が出てきます! そのためにも何が最善かを考え続けながら仕事したいです。
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裏情シスとしての活動記録-これから何かを始める人へ- Seijiさん @seizukio
- ツールはあくまでもツール。使い方を明確にする。活用方法もみんなで考えて決める。
- スモールスタートで成功体験を積み重ねていくことが重要。
- 自分が「絶対的指導者」になって引っ張っていく!
- でも無理をせずルールを決めながら進めていく。一足飛びにやらないこと。
- 仲間はいる!社内だけでなく社外にも!
SeijiさんもRedmine大阪で登壇されていた方です。その時にも話をされていましたが、 ツールを導入するときは、目的と使い方は事前に明確にしておかないと苦労ばかりなこと。 システムを導入したら自分事になって社内のメンバーを引っ張っていく誰かが必要だということ、 でも一人で無理をしすぎてはいけないことを再認識させていただきました。 特に自分事になることについては、まだまだ不足しているので強く意識したいところです。 一方、一人で抱え込みすぎる癖もあるので、誰かにすぐ相談できる素直さも持ちたいです。 何事も行き過ぎないように調整することが大事ですね。
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事業部採算で縦割りの1万人企業で情シス横断の勉強会をやったら、色々な事があったりなかったりした件について yukiaさん @tw_yukia
- チャットルームは心理的安全性の確保ができない。ある程度小粒なグループや非公開グループから溢れ出てきたものが、組織を超えた形式知になり本当の財産。
- 会社の職位で少しずつできることは増え、変えることはできる。ぼんやりと文句を言ったり嘆いても意味はない。
- 何かを改善したいときは、1人でやらない。目の前の仲間の困りごとを解決するためにやる。情シスはそれに力が出るはず。
- 社内に仲間が見つからなければ、会社の外に出てみよう。
今回の話は全てフィクションで架空の企業のことでしたw 改善したい一心で活動しても反応が薄い時もありますね。でもそれに情熱を注げることは素晴らしいことですし、見習うべきことだと思いました。 自分の仕事の向き合い方も見直したくなりました。
情シスはいいぞ netaさん @netazone
- 過去の自分で未来を救う。
- 外部リソースを活用する。
- 問い合わせ、プロジェクトを全部チケットにしたことで、個人の作業を会社の資産にした。
- 困ったときは助けを呼ぶ。
- 失敗したら、笑えばいいと思うよwww
Redmine界隈ではお馴染みのnetaさん。架空の企業とのことでしたが、とても説得力ある内容でした。 途中聞き取りづらく(聞こえなく)なりましたが、それすら笑いに変えたところもスゴイ! yukiaさんもそうですが、架空の企業をこうも身近なことのように話せるんだろう?って思いましたwww
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barusu式学習のすゝめ barusuさん @Flat_flag_man
- 効率的に成長する。そのためにLT登壇は欠かせない。
- 人は自ら体験して他の人に教えることで記憶に定着する。LTはそれを実践できる。
- LTで言語化、資料作成力、自信と度胸、知名度を上げられる。特に知名度向上することは良いこと。
- LTネタ集めの秘訣はメモを取ること。
- いつでも、どこでも、何度でも!
- 失敗したりできなかったこと等のように行き止まりのルートでも、記録に残す意味はある。
- まずはメモを残そう!LT登壇をやろう!
自分もLT登壇をするようになって、言語化と度胸はついたと思います。他のお話も共感しかありませんでした。 ただ、知名度は上がった実感はあまりないので、まだまだなのかもですが…
メモを残すことの重要さについては今日一番の収穫でした。自分は普段あまりメモをしません(議事録など必要な記録はちゃんとしています)。 しかし、自分の作業履歴や判断基準などを残すことで、netaさんも仰っていた「過去の自分で未来の自分を救う」ことができるなと思いました。 それがLT登壇のネタになり、誰かの助けになれば本当に素晴らしいことだと思います。 ちょっとしたこと、思いついたことは、電子・紙かかわらず、メモをすることを意識していきたいです。
まとめ
今回共通するキーワードは、「仲間はいる」「アウトプットの重要さ」だと思いました。
- 何かを解決するためには一人でやるより仲間がいた方が、より良いもの(仕組み)ができる。
- その仲間を探すためにアウトプットする。
- 仲間として誰かの力になれるようにアウトプットをする。
自分はそう解釈しました。自分も誰かの力になれるような話をして少しでも今日の恩を返したいと思いました。 また、自分が困ったときは情シスSlackやTwitterなどで声を上げて良い仕組みをみんなで作っていきたいと思いました。
今回のイベントを企画していただいたかふぇさんには感謝しかありません。ありがとうございました!