amareloのブログ(仮)

IT系勉強会で感じた想いや知見をメインに書いていきます。

JAWS-UG 初心者支部#40 年忘れLT大会!! 参加レポート

はじめに

12/27 JAWS-UG 初心者支部#40 年忘れLT大会!!に参加し、登壇してきました。 まずは登壇者皆さんのお話のまとめをしてから、自分の登壇の振り返りをしたいと思います。

イベントページ

jawsug-bgnr.connpass.com

LTの内容

新プロダクト開発でやったこととやり残したこと 小室 貴史様

  • 実施したこと
    • 一人インフラエンジニアは大変なため、持続可能な環境構築を心がけた。
    • 運用の手間をいかに減らすかに注力した。
      • IaC、CDK、Fargate + ALB
  • できなかったこと
    • メトリクス分析、アナリティクス、機械学習はできなかった。

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おいでよ!CLI専門支部 emi様

  • CLI専門支部とは

    • CLIを使いこなしたいユーザの集まりでハンズオンメインの活動
    • AWSとどう付き合っていくかを考えて行く場、特に本番環境
    • 別名転職専門支部
  • CLIを勉強すると何が嬉しいのか?

    • CLIを学ぶことでAWSサービスのAPIのほぼすべてを操作できるようになる。
    • APIを理解することでAWSを真に理解することにつながる。
    • 反復再現性が高いので、自動化にも対応しやすい。
  • CLI専門支部の楽しいところ

    • ハンズオン終了後アンケートでワイワイする感じが楽しい。
    • 波田野さんのほどよい鬼畜ワード
  • CLI専門支部への参加条件

    • CLI身に付けたい人ならば、誰でもOK!
    • LINUXの知識があった方が良い。

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re:Invent 2021個人的に気になったアップデート 山口 正徳様

  • Well-Architected Framework に持続可能性の柱が追加された。
    • システムのあるべき姿を見つめなおす時が来た。
    • あなたのシステムは、本当にその規模のリソースを必要としているか?を考えなければならない。
    • あなたの顧客は、システムに対し本当にその性能を求めているか?を考えなければならない。
    • AWSを上手く利用することでだけでなく、Sustainabilityについて常にセットで考えなければいけない状況にある。
      • スケールアウトだけでなく、スケールインを実装する。
      • インスタンスタイプを一つ落とすだけでも電力量は変わる。
      • I/Oを求められていない場合は、磁気ディスクを採用する。
        • 磁気ディスクの方が電力量が低い
    • 持続可能性の柱は、簡単なところから適用できる。

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aws.amazon.com

ラスベガスで感じたこと AWSJ Kameda様

  • re:Inventの会場はマスクをしていたが、アメリカの町ではしていない人が多かった。
  • アメリカは、コラテラルダメージ(副次的被害)の考えが大きい。
    • プラスの影響とマイナスの影響を合算した考えで行動しており、日本と違って合理性が強い。
  • 印象に残ったアップデート
    • AWS Mainframe Modernization
      • COBOLからJAVAの自動変換
        • ハンズオン環境を作るのにCOBOL環境作れる人いたら連絡ほしい。
    • AWS Migration Hub Refactor Spaces
      • モノリシックなアプリケーションをモダナイズ化させるために、アプリケーションをリファクタリングするための設計を保持するサービス。

ビギナーが、CloudFormationを使ってハマったお話 上地 航平様

  • IaCとは
    • インフラ環境をコードで管理する概念
  • CFnの利用
    • ローカル環境でテンプレートファイルを記述
    • CFnへデプロイ
    • 各種AWSサービスをスタックとして構築
  • テンプレートファイル間で、リソースの関連付けが重要
    • 2層目で記述したSGは、1層目で記述したVPCに所属する
  • エラー文はコンソールの方が見やすい。

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AWSちょっと興味ある」人が技術コミュニティでエンジョイするには!?  御田 稔様

  • AWSが少しづつ分かってくるとコミュニティ参加が楽しくなる。
  • すぐ触れる環境があるのは恵まれている。手を動かそう!
  • 初心者向けのハンズオンをやってみよう。
  • アウトプットしろ!!
    • コミュニティ全体の心理的安全性が高まる。
    • 発言が活発になり、インプットがさらに増える。
    • 技術ブログを書いてみる。
    • LTに挑戦してみる
  • 知らないことは当たり前
    • 恥ずかしがっちゃダメ、別に死なないから!
    • 間違うことを恐れていたらアウトプットできない。
  • 技術コミュニティをエンジョイすると
    • 一気に視野が広がる
    • AWSスキルを楽しく伸ばせる
    • 市場価値が上がる

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機械学習を教えてもらった事がない初心者がAmazon SageMaker Studio Labを触ってみた 長田 英幸様

  • Amazon SageMaker Studio Lab とは
    • AWSアカウントやクラウドの知識がなくても、誰でも機械学習を学んで実験できる無料サービス
    • 英語のドキュメントしかないが、ブラウザの翻訳機能を活用
    • ブラウザ上で作業が完結するのでとっつきやすい。

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機械学習民主化が加速する!re:Invent 2021で発表されたノーコードで機械学習のモデルが作れるサービス、『Sagemaker Canvas』について Takashi Kawamoto様

  • SageMaker Canvasとは
    • ノーコードで機械学習のモデルを作れる新サービス
  • SageMakerとは?
    • Machine Learningサービス
    • たくさんファミリー機能がある
  • SageMaker Canvasの特徴
    • MLの専門知識がなくても使える新設設計
    • 専門用語を用いないように配慮されている
    • AWSコンソールを経由しないシングルサインオン
    • 前処理をあるていど自動的にやってそうだが、欠損値があるとエラーになる。

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2021年のJAWS-UGの活動振り返り 沼口 繁様

  • CLI専門支部の勉強会申し込み者数が凄い!勉強会開催回数も一番多い!
  • 初心者支部は登録メンバ数がJAWS-UG支部の中で一番多い。
  • BIG DATA支部がこの1年で一番メンバー増加率が高かった。
  • 新しいことへの興味がわかないと、同じ興味を持つ人とのつながりが広がらない。
    • Self Running User Community の継続が難しくなる。
    • 地域支部の問題だけではない。

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自分のLT 「MFAデバイスを無くした時の対応方法」

最後に自分のLTについて触れます。

先日、仮想デバイスとして使っていたiPhoneをMFAデバイス変更せずに機種変した話と、その時の対応方法について話しました。 厳密には「無くした」と思っておりこのタイトルにしましたが、よくよく考えたらタイトルと内容にはズレがあるのでは?と思いました。 タイトル通りMFAデバイス(ハードウェアトークン等)を紛失した時のことを期待していた方もいたかもしれません。 そう思うと、それを期待していた参加者の方々には申し訳ないことをしたと反省しています。

話す内容とタイトルに乖離を生じさせたり、参加者に誤解を与えないよう、以後気をつけなければと思いました。

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最後に

思えば、今年最初の登壇が初心者支部での登壇でした。また登壇の機会をいただけて、初心者支部の皆様に感謝いたします。

まだまだ勉強不足ですし、初心者の域を脱していないと思っています。来年もAWSを通じて技術の深掘りをし、一つでも多くアウトプットできるよう励みたいと思いました。