amareloのブログ(仮)

IT系勉強会で感じた想いや知見をメインに書いていきます。

応用情報技術者試験を受験します

タイトルの通り、今年秋のIPA情報処理技術者試験で「応用情報技術者」を受験します。

これまで、情報セキュリティアドミニストレーターやネットワークスペシャリストなど高レベルの試験に挑戦してきましたが、ここに来てなぜ応用情報技術者を選択したのか、書き留めておこうと思います。

応用情報技術者試験とは?

www.jitec.ipa.go.jp

筆者のスキルセット

以前も書きましたが、自分は、コーヒー焙煎人兼エンジニアと名乗っていますが、堂々と誇れるエンジニアスキルはあまりありません。今までにネットワーク構築やアプリ開発にガッツリ関わった経験もほとんどありません。 そんな人間ですが、とある企業の情報セキュリティ統括担当者をやっています。IT技術、特にセキュリティとネットワークについては必要性を強く感じて独学で勉強してきました。これまでに、

を取得しました。ちなみに、理由は伏せますが、情報処理安全確保支援士(以下、支援士)には登録しませんでした。今のところ、再受験及び支援士に登録する気はまったくありません。

応用情報技術者を受験しようと思った理由

主に以下の3つです。

  • そもそも応用情報技術者を受験していない。
  • 高度試験への挑戦に限界を感じたから。
  • 今後強化したい分野を再確認したい。

そう思った経緯

上述の通り、セキュリティとネットワーク知識の必要性を強く感じて、情報セキュリティアドミニストレーター(以下セキアド)とネットワークスペシャリスト(以下ネスペ)を勉強してきました。しかし、そこで応用情報技術者を受けようとはまったく思わず、2019年秋にネスペを受験することにしました。それ以前にセキアドに受かったからというだけのあまり根拠のない自信からそう思ったのでしょう。さらに、2019年秋試験で不合格だったものの午前1試験を通過したことから、次の試験は午前1免除を使えるうちにネスペ再チャレンジしようと思ったのでした。

2021年春(2020年はコロナ禍の影響で延期)にネスペ再チャレンジしましたが、午後1で敗退…

二度も午後1で不合格だったことから、そもそもネスペ以前のレベルでは?と思ってしまいました。これまで応用情報は一度も受験したことはなく、応用情報レベルの知識を身に付けて結果を出していません(セキスペには合格したものの、支援士に登録していない以上、堂々と「結果を出した」と言い張れるものではありませんし)。たぶん、セキスペ合格とネスペ午前1通過は、色々と上手くいってただけなのかなと…そう思ったら、現時点での高度試験への挑戦に限界を感じるようになりました。

また、土台の部分が固まっていないと、今後ネスペに挑戦し続けて仮にどこかで合格しても、投資し続けたコストに見合う仕事ができるか、不安になりました。というか、「本当にネスペでいいのか?」も見つめなおした方がいいかもと思いました。

以上から、応用情報技術者の勉強を通して知識の再確認と地固め、今後伸ばしたい分野の見直しをした方が良いと判断しました。

なお、AWS認定SysOpsアドミニストレーターアソシエイト(SOA)を9月に受験しようと考えていましたが、そちらは受験時期を少し遅らせるかもしれません。勉強して自信があれば受けるかもですが、焦る必要はないかと思います。応用情報と一緒に勉強して、両者の知識をうまく深められるように工夫して勉強したいです。

実際に勉強してみて

8月に入ってすぐに応用情報技術者の受験を決め、参考書もすぐに購入して勉強開始しました。思いの外、基礎理論とコンピュータシステムの分野についての理解が低く、午前問題を自信もって解けませんでした。「ほんとよく今日までIT業界で仕事してきたもんだなぁ(汗)」と思ってしまいました。気づいたのは遅かったかもしれませんが、遅すぎることはないはず(たぶん)。今回は丁寧に勉強して理解を深めた上で午前も午後も臨みたいと思いました。

ちなみに、今読んでいる参考書は以下です。

book.impress.co.jp

物理本買うことで、物理本の全ページのPDFと過去問(午前午後共に)の解説をPDFで読むことができます。在宅勤務や休日は物理本で、出社やちょっとした外出時の隙間時間にはPDFで勉強するようにしています。

最後に

まだ勉強し始めたばかりですが、もう試験日(2021/10/10)まで2か月切りました。夏季休暇期間も勉強をしていますが、もっとペースを上げなければ(汗)当日の試験に余裕もって臨めるように。

応用情報技術者試験が終わったら、勉強方法を詳しく書きたいと思います。堂々と書けるように、合格したいです!