amareloのブログ(仮)

IT系勉強会で感じた想いや知見をメインに書いていきます。

JAWS-UG朝会 #23 で登壇しました!

2021/7/29(木) JAWS-UG 朝会に参加しました。今月も登壇枠での参加、3か月連続となりました。 というわけで、今日もふりかえりを書いていきます。

目次

イベントページ

jawsug-asa.connpass.com

セッション概要

自分のセッション

資料

speakerdeck.com

ふりかえり

当日の登壇自体は、ほぼ20分で終わることができました。問題ない時間配分で話せたと思います。 内容は・・・登壇までに歯切れのよい結果を出せずに消化不良な感じでした。 イベント通知はまだしも、監視とアラームをきれいに完成できていればと思うと悔しいばかりです。 資料にも書いた通り、監視設計についてはちゃんと勉強したいと思いました。 理解が足りないから、どうしても時間がかかる。 AWSのサービス仕様を勉強するだけでなく、そこに関連する知識や技術も勉強したくなりました。

セッション① おひとりさまOrganizationsのススメ 塚本牧生さん

www.slideshare.net

個人にとってのOrganizatonsで実現できること

  • 管理アカウントでOrganizations内のAWSアカウントを一覧できる。
  • 請求支払いが一つのAWSアカウントにまとめられる。
  • 新規AWSアカウントの発行が簡単になる。
  • 管理アカウントに請求をまとめられる。

ハンズオンで良く失敗する

  • ハンズオンは、つど新しいAWSアカウントを作って参加した方が良い。
    • リソースゼロの状態だから、クォーター不足にならない。
    • 自由にAdministratorAccess権限のIAMユーザを作れるから、権限不足に泣かない。

アカウント作成をルーチン化

  • AWSアカウント名の命名規則を決めておく
    • 用途+年月日がおすすめ
  • rootメールアドレスは調達方法と命名規則を決めておく
  • 電話番号の入力、支払い方法の入力が不要。

おひとりさまOrganizationsのデメリット

  • Organizationsの理解
    • 概念だけでもよい。
  • 無料利用枠が組織全体で1アカウントだけ

Organizationsのメリット

  • 組織全体での使用料にボリュームディスカウントが適用される。
  • 組織全体でリザーブインスタンスやセービングスプランズが共用できる。
  • 組織全体でクレジットが共用できる。
    • 個人利用だととてもうれしい。
  • 管理アカウントに予算設定してあれば安心
  • 一時的な作業には一時的なAWSアカウントを用意した方が知見になる。
    • AWSエンジニアは作成したAWSアカウントの数だけ強くなれる。

セッション③ AWS Well-Architected ドキュメントの歩き方

資料

dev.classmethod.jp

AWS Well-Architected

  • AWSのベストプラクティス集
  • あとで後悔しないために、設計時に考慮しておきたい。
  • すべて「実行」する必要はないが、すべて「検討」したい。

aws.amazon.com

AWS Well-Architected を読むコツ

  • 5本の柱と「質問」を抑える。
    • 5本の柱
      • 運用上の優秀性
      • セキュリティ
      • 信頼性
      • パフォーマンス効率
      • コスト最適化
  • 全部読まなくても要点を抑えよう。

まとめ

自分もAWSアカウントを個人で持っていますが、Organizationsには手を出せていませんでした。 1アカウントだけだと使えないと思い込んでいましたが、考え方によっては試すことができる、勉強できるサービスはまだあるんだなと気づきました。 Organizationsは、SysOpsアドミニストレーターアソシエイトの試験内容にも含まれていたので、きっと出題されるはず。試してみたくなりました。

Well-Architected ももう一度読み直しておきたいと思いました。認定試験の答えを選ぶときに役に立つはずですが、 何よりも適切な設計、運用、セキュリティを考えられるようになるためにも、ポイントは抑えたいと思いました。

最後に

これまで、イベント通知やアラーム設定をすることはなかったので、 CloudWatchとChatbotとSNSを実際に触れて体験できたことは良かったと思います。 これを機に学びたいことが増えました!増えるのは良いことですが、時間が足りなくなるのは嬉しい悩みです(汗) 今回分からないところやできなかったことはできるようにして、次回の登壇ネタにしたいと思います。

今日も聞いていただいた皆様、ありがとうございました!