Webエンジニア勉強会inVR 第2回 に参加しましたので、レポートを書きます。
目次
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LT内容
読書から始めるポモドーロテクニック 果物リンさん
資料
ポモドーロテクニックとは
- 25分集中・5分休憩を繰り返すプラクティス。
- 4回繰り返したら15分休憩する。
一つのことに集中して決めたこと以外はやらない。
運用が難しい
- タイマー押し忘れる。
- 一度集中したら休憩挟みたくない。
- 割り込み対応もしなければならない。
- 読書でポモドーロしてみたらいいんじゃ?
読書から始めてわかったこと
- 一人の読書時間なら割り込みが発生しにくい
- 読書は集中を持続するのが難しい。
- 実践してみて捗ることがわかった。
- メリハリが聞く。
仕事にも取り入れてみる
- リモートワークとポモドーロは相性がよい。
- 非同期コミュニケーションが主体なので割り込みが少ない。
- タイマー押し忘れる問題は残る。
- 気づいた時に押す。
- 忘れていた分は押していたことにする。
Tips
- Kanbanflow(Trello + タイマーなSaaS)は、タスクを仕事用、プライベート用と2つに分けられておすすめ(有料)。
- カスタマイズしてもいいらしい。
- スパンや休憩時間を長くしてもよい。
- 読書はポモドーロテクニック運用の習慣づけにおすすめ!
まとめ
- 読書からポモドーロをはじめてみるのがよい。
- 家にいる今こそはじめてみよう。
- ポモドーロはいいぞ!
リモートワーク時代のチーム運営 せとあずさん
資料
コミュニケーションについて
- 積極的なペア作業、画面共有の活動をすることで、会議室争奪戦からの解放され、トータルのコミュニケーションはむしろ増えた。
- 技術的な作業に関してはリモートの方がやりやすい
リモートワークは個人作業、ではない。
画面共有、共同編集ツールの使い分け
- 通話している時にTPOに応じてツールを切り替えながら作業するのは無理がある。
- Slackの画面共有とConfluenceを併用するケースが一番多い。
- 画面共有時の予測変換によるネタバレがある。デスクトップ共有でなく、アプリケーション共同編集で使うしか回避策がない。
リモートに良くある話
- 細かいニュアンスが伝わらない。
- 雑談重要。
- 細かいニュアンスとか雑談に頼らないで、どう成果物を生み出すかを考えてコミュニケーションすることが大切。
成果主義かメンバーシップ重視か
作業環境の話
自分自身の環境にあまり困っていない
- 技術同人誌の執筆や検証用の環境があるため、机はある、モニターある、回線も引いている。
- リモートワーク環境充実のために、同人誌を書きましょう!(ではない)
- 技術同人誌の執筆や検証用の環境があるため、机はある、モニターある、回線も引いている。
リモート環境をめぐる問題
- 家族の有無やチームごとに事情が違う。
- しかし、マネジメントする立場からするとリモートでやるなら全部そっちにそろえてほしい。
- 全社強制リモートになって選択肢がないので、やりくりできている部分がある。
- 家族の有無やチームごとに事情が違う。
メンバーの育成
- リモートワークは自走できるソフトウェアエンジニアだといいが、駆け出しはつらい。
- 自分もちゃんと育成されたわけではないので生存バイアス。
- エンジニアを目指したのは、コミュニティの先人が技術を追求する様子が楽しそうだったから。
- 当時はウェブ会議システムなどはなく、メーリングリストやWeb日記だったが、ネットでの交流だった。
- 独学で技術を習得するには動機付けは何よりも重要。
- 職場でもコミュニティでも、これからエンジニアになる人たちに技術の追求することの魅力を見せるのが自分たちの勤め。それはリモートでも可能なこと!
個人開発 ツイッターで通話を募集できるサービスを作った話 れとると・きゃりーさん
資料
- 家で1人なので誰ともしゃべらない。
技術的背景
通話部分は、Skyway(NTTコミュニケーションズ)を使用。
- 今回は1:1の電話モデルを使用。
- FirestoreのユーザのドキュメントにSkywayのクライアント接続情報(peerID)を持たせる。
- CloudFirestoreに接続情報を格納する。
- フォロワーが接続情報を取得し、相手の状態を取得しにいく。
- フォロワーが通話をかける。それに応答すれば通話成立。
通話時間の制限
- 自動で通話を切断できないため、15分超えたら通話を終了するようアラート出すようにした。
インフラはVercleを使用
- GitHubと連携して自動デプロイできる。
- 個人だと無料のため、個人開発者におすすめ。
リリース後
よかったこと
- 初期段階からデプロイして試したので、多くのフィードバックを得られた。
- 価値検証のサイクルが早められた。
開発の進捗を逐次公開する。
- ファンが得られやすい。
- 公開時に使ってくれる人が増えるため、ブーストになる。
ランニングコストを抑えられた。
- 長く運営すればするほど、成功する確率は高まる。
まとめ
- TwiCall、みんなつかってね。
- 個人開発楽しいよ!
せっかくの在宅なので推しと勤務する にしこりさぶろ~さん
※LTの途中で離席する事情が入り、あまりメモをすることができませんでした。すいません。。。
資料
在宅勤務はじまる前は
- オフィス徒歩圏内だし在宅する必要ない。
- 仕事とプライベートの切り替えがむずかしい?
- 現在は、VRでミーティングするようになった。
リモートワーク欲ゼロから今日までの変化
- 推しのパネルを置いてウェブ会議
- ゲーム・アニメの画像やキャプチャ動画をZoomの背景に。
- 自作モデルでアイドルとして在宅勤務
- バ美肉LTをやってみた。めっちゃウケた!
- グリーンバックの布やキャプチャーボードを導入
- あらゆる端末の映像をリアルタイムに出力できるようにした。
- 推しの世界との完全な融合が可能になった。
- リアルタイムな「推しとの掛け合い」をLTで表現した。めっちゃウケた!
まとめ
- VR/ARの世界が身近になった。
- コロナ後も生かせる機材、ユニークな体験を手にすることができた!
- 全員オンライン⇒オンラインだからこその挑戦がしやすい。
- 自分から刺激的な時間を積極的に作り、自粛期間を楽しく!
全体の感想
昨今の在宅勤務を楽しく効果的に進めるための知見に溢れていて、楽しく参加でき勉強になりました。 自粛生活を何となく過ごすより楽しく過ごしたい!そう思わせてくれる勉強会でした。 特に、せとあずさんのLTの中で「技術を追求することの魅力を見せる」という言葉が出てきました。 自分もこの近年勉強会に参加することに積極的になれたのは、何らかの技術に打ち込んでいる人たちの姿がカッコよく見えたからだと考えています。 新人の方はもちろんですが、少しでも多くの方々にも伝わってほしいと思います。楽しく仕事ができるように。
Webエンジニア勉強会という名称ではあるものの、今回・前回ともに言語やフレームワークに特化しないテーマだったため、とても参加しやすかったです。 会の冒頭で前回のアンケート結果を紹介していましたが、「オンライン配信を見ているより、勉強会に参加した感じが強くて良い」という内容のコメント(違っていたらすいません)が紹介されていました。 自分も前回参加して、ZoomやYouTubeLiveでのオンライン勉強会とは少し違うという感触でしたが、このコメントを聞き納得しました。 しかし、参加したという感触だけで終わらないように気をつけようとも思いました。 VRでもオンライン配信でも、一つでも何か自分の血肉にすることが大事だと思います。その点に手法は関係ないと思いました。 自分も最近、オンライン勉強会に参加してインプットして終わることばかりでした。 参加したいオンライン勉強会が多いのは良いことですが、参加することが目的にならないよう「自分の血肉にするものを得る」こと意識して参加したいと思いました。
コロナの影響もありLT登壇から離れていましたが、自分もまた登壇したい気持ちが高まってきました!