9/12から技術書典9がはじまりましたが、皆さんは何かお気に入りの技術同人誌は見つかりましたか?
今回は私が技術書典9で購入した「ハラククリカタ」について感想を書きたいと思います。 このタイトルを聞いた時に「これは絶対に買おう!」と思いました。 私は、なかなか覚悟できずに一歩前に進むことに時間がかかる性格です。 そんな性格を直すにも時間はかかりますが、これから自分に参考になりそうと思い、技術書典開始前から期待していました。 読了してその期待を裏切ることはありませんでした。
目次
ハラククリカタの紹介
「ハラククリカタ」は、Growthfaction 成長と充実を研究する会のメンバーが執筆した技術書です。 Growthfactionのメンバー5人の作品とその5人が推薦した方々のコメント、全162ページで構成されています。
Growthfactionはこれまでにも2冊技術書を頒布しています。「挫折論への招待」は読みました。 「セイチョウジャーニー」も読みたいと思います。
- セイチョウジャーニー
- 挫折論への招待
感想
162ページもあるため読み応え十分でした。ゆのんさん、てぃーびーさん、KANEさんはご自身の経験を基に腹の括り方を書かれていました。やはり、ご自身の経験を書いた話はリアリティがあり説得力があります。
横山遼さんとVTRyoさんは、ストーリー形式でしたがとてもリアリティのあるお話で、読んでいる途中から胸が熱くなりました。また、読みやすいストーリーでお二人が伝えたいポイントが入りやすかったです。
5人のパート及び推薦者コメントを通して共通しているなと思ったことを集約すると、
- 自分がやりたいことを見つける。
- 自分が何者かを知る。
- 自分の人生を切り開いていくために自分で考えて生きる。
- 選択したことが正しかったと思えるように生きる。
だと思いました。
ゆのんさんのパートでも書かれていましたが、
『これは私の物語だ』
まずはこう思えるようになることからかなと思いました。 プライベートや仕事上で問題が起こっても、まず「面倒くさいな」とか思ってしまいがちです。 さらにそれを「他人が何とかしてくれればいいのに」と思ってしまうこともあります。 しかし、他人が決めたことに納得感低く従うかりだと、自分が仕事をしたり生きる意義が分からなくなることがあり、 そちらの方が面白くなくてモヤモヤすることがあります。 今生きているのは自分だし、自分で決めてその後の進路も決められた方が楽しいし、責任感も上がると思いました。 これから先自分の人生は続いていくわけですし、「人生」という名の「物語」を作るのは自分自身。 ハッピーエンドになるようにしていかなければならないなと思いました。
もちろんこの考え方を自分に義務として課したり、他人に押し付けたりするのは違うと思います。 しかし、その方が仕事も人生ももっと楽しく生きられるのかもなぁと私は思いました。
そのために、自分のやりたいこと・目指したいところ、自分自身に向き合って決めて行動する。選択したことに責任を取れるように一生懸命生きていきたいと思いました。
私のハラククリカタ
先に少し書きましたが、私は何か問題が起こると真っ先に「面倒くさい」と思ってしまう節があります。 しかし、私がなかなか決断できない、やりたいと思っていることに進められないのは、 成功しなった場合に責任を取る自信がない、取りたくないという逃げの姿勢が残っているからだと気づきました。
- 失敗して怒られるのでは?
- 反対されるのでは?
- 今生活が破綻したら家族に面目がたたない。
など、ネガティブな思考から安全と思われる道の方に行こうとしているのだと思います。 しかし、やりたいことの決断をせずにやりたくないことを我慢して過ごしていたら、 精神衛生上良くないし一生後悔すると思います。それは嫌だ。
まずは自分のやりたいこと・目指したいところを見直し、そこに向かって小さくても一つ一つ決意と決断と実行を繰り返す。 失敗してもダメージが大きくならないよう根拠を持った行動をし、責任を取れるようにする。そんな経験を積み重ねたいと思います。
私のハラククリカタと言えるものはまだありませんが、 小さなハラククリで自信をつけて、大きなハラククリをできるように日々を過ごせればなぁと思います。 自分のハラククリカタと自信を持って言えるものを確立できるように。
最後に
今回の技術書典9も面白そうな技術書がたくさんあるのですが、まだこの「ハラククリカタ」しか購入していません。 私はどうも積読しちゃうので(私だけじゃないと思いますが・・・)、まずはちゃんと読み切ってから次を買おうと思っていました。 一番読みたかった「ハラククリカタ」を読み終えたので、この後いろいろと買います。 印象に残った技術書があったら、また感想ブログを書こうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!