amareloのブログ(仮)

IT系勉強会で感じた想いや知見をメインに書いていきます。

JAWS-UG朝会 #14 参加レポート

10/27(火)JAWS-UG朝会 #14に参加しましたので、レポートを書きます。

毎回ラジオ体操から始まる勉強会で今回も楽しみにしていました。が、寝坊で7:30までに間に合わなく、ラジオ体操はできませんでした…

目次

イベントページ

jawsug-asa.connpass.com

セッションとLT

AWSコスト最適化のポイント~ここまでできるコスト削減~ 小寺 加奈子さん
資料

www.slideshare.net

概要
  • コスト削減を実現するためにリザーブインスタンスやSavings Plansを利用する。
  • リザーブインスタンスにはStandard(完全前払い)とConvertible(一部前払い)がある(EC2のみ)。
    • サイズの変更ができるが、予約期間中に別のリージョンに変更できない。
  • オンデマンドと比較した削減額は、 EC2 Standardが最大72%、Convertibleは最大66% (リージョンによっても割引額は異なる)
  • Savings Plansには、Compute Saving Plans (全額前払い)とEC2 Instance Savings Plans(一部前払いで最大72%削減)がある。
  • Compute Savings Plans はリージョン、AZ、インスタンスファミリー・サイズ、OS、テナンシーに関係なく自動的に適用される。

  • コスト削減した利用料をどうモニタリングするか?

    • Cost Explolor で料金確認
    • Budgets で予算超過したらメールやSlackで通知
    • Budgets Action で予算が閾値を超えた時にEC2を起動できないようにする。
    • 不正利用による急激な利用料増加を検知する。
動画配信 × お買い物 × サーバレス 三浦 一樹さん
資料

speakerdeck.com

概要
  • 動画配信とグッズ販売のイベントをすることになり、サーバレスで構築した。
  • 動画配信の安定性と当日何もしなくても良いように、AWS Elemental MediaLinkを購入した。

    • AWS Elemental MediaLinkについてこちら
    • 995ドル(10万円くらい)で買える。
    • アカウント紐づけて刺すだけでAWS Elemental MediaLiveと連携でき、マネージドコンソールから死活監視をできる。
    • SINGLE_PIPELINEしか設定できないので、AWS Elemental MediaLiveが2つ必要。
  • ショッピング部分はShopifyがめちゃ便利だった。

  • タイムセールと時間限定商品に対応させるために、GraphQLとAppSyncを使ってリアルタイム更新できるようにした。
    • リロードなし、イベント進行に合わせたリアルタイム更新ができた!
CloudEndureでVPSからAWSへ移行 小倉 大さん
資料

www.slideshare.net

概要
  • CloudEndureとは

    • AWSへの移行を無料で簡単に出来るツール
    • 移行元は物理と仮想環境に対応
  • さくらのVPSにあるWordPress(CentOS5)の環境を移行した。1時間半くらいかかった。

  • 手順はBlackbeltの資料に詳しく書いてある。
Organization周りの機能 富松 広太さん
資料

www.slideshare.net

概要
  • Organizationsと連携可能なサービス

    • CloudFormation Stacksets
    • CloudTrail
    • AWS Config
    • 他にもあるが今回はなすのは上記3つについて
  • CloudFormation Stacksets

    • 特定のOUを指定してCloudFormationを実行
    • 特定OUへのアカウント紐づけに連動したCloudFormation自動適用
  • CloudTrail

    • 親アカウントで一度設定すれば、子アカウントの個別設定が不要になる。
    • 親アカウントのS3に子アカウントのログが自動収集される。
    • 親アカウント以外の収集先は選択不可
    • 全アカウント有効・無効のみ変更可能
  • AWS Config

    • 親アカウントで一度設定すれば、各子アカウントでの個別設定が不要
    • config の情報が親アカウントに自動収集される
    • 親アカウントで子アカウントのリソースを閲覧可能
    • 組織へのルール一括適用・管理も可能
Lightsailでワンコイン開発環境をつくる 波田野 裕一さん
資料

speakerdeck.com

概要
  • 10/19にCloud9でLightsailを利用可能になった。
  • Lightsailは月額課金でEC2よりかなり安い。
  • インスタンスイメージをEC2にエクスポート可能
  • RDSやALB、CloudFrontに相当するオプションがあり拡張性や移植性がある。
  • APICLIからほぼすべての操作を操作できる
  • VPCは使えない
  • インスタンスプロファイルは使えない
  • ブループリント(AMI相当)は作れない
  • AutoScallingは使えない
  • ドメインサブドメインを無料でホストできる(Route53相当)。

  • ストレージとデータ転送料込みで月額約366円(ワンコイン未満)で開発環境構築が可能に。

    • インフラエンジニアもアプリをかけるようになろう!

最後に

やはり朝から勉強会やるとそのまま仕事には入れるので、気持ちが引き締まりますね! また、朝仕事する前の勉強会の方が、その日の仕事にもあまり左右されず(突発の仕事で参加できなくなったってことになりにくい)、 家族にもあまり気兼ねせずに参加できて良いと思います(ラジオ体操全力でやると逆に家族に迷惑かけるかもですが…)。

LightsailでEC2よりもコストの心配を少なく環境構築できるのは魅力的だなぁと思いました。 前々からコードをちゃんと書けるようになりたいと考えていたので、これを機に自分もLightsail使ってみたくなりました。 30 日間無料 (750 時間/月)みたいなので、時間の都合をつけてとにかくやってみようと思います!