amareloのブログ(仮)

IT系勉強会で感じた想いや知見をメインに書いていきます。

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)受験体験記

2週間ほど前に、AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)を受験してきました。 受験することについては以前からブログでも書いており、進捗も書いていましたが、 肝心の結果についてまだ書いていませんでしたので、そろそろ書こうと思います。

これまでの経緯

3/22でSAA試験のバージョンが、SAA-C01からSAA-C02に変わりました。自分は昨年11月から勉強してきたため、試験バージョンが変わる前に成果を出したいと思い、かなりギリギリでしたが挑戦することにしました。

amarelo24.hatenablog.com

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結果

先に結果を書きますが、1,000点満点中804点で合格でした。 720点が合格ラインと聞いていましたが、自分では結構ギリギリ、危うく受かったなと思っています(汗)

受験対策

書籍

参考書

佐々木拓郎さんのAWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイトにお世話になりました。

他の参考書と比べて、解説がわかりやすく一番読みやすいと感じました。 巻末にある模試は30問(他の参考書は65問)でしたが、自分は解説の分かりやすさを重視しました。 後述するUdemyと公式ドキュメントを併用してひたすら読み込みまくりました。 模試は二度やりました。一度目を実施後、一か月程経過してから実施しました。意外に問題内容を覚えていませんでしたが、理解度深まった二度目の方が点数は良かったです(当然だと思いますが…)。

補助的に読んだ書籍

お金がなかったので、以下の書籍を図書館で借りて読みました。

しかし、自分が借りたいときに予約が重なっており、自分の番になった時に十分な時間を取れずに完全な不完全燃焼で終わってしまいました...2週間ではじっくりと読めないため、頭に残りづらいです。できる限り買って熟読するべきです。

Udemy

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

ハンズオン、模試があり、AWS経験値を増やすには最適と判断して申し込みました。

講義内容は講師の話し方や音声に少し気になることがありましたが、受講しておいてよかったと思います。今思うと、各セクションの理解度テストの方が試験より難しかったのでは?と思います。講義の動画をダウンロードしておけるため、自宅であらかじめスマホにダウンロードしておき、通勤電車や昼休み中に見るようにしました。帰宅後にハンズオンをして実際に手を動かしました。

なお、現在はSAA-C02にも対応しているようです(4/5に上記ページを見たら、ASS-02試験と書いていました。おそらくSAA-C02のことだと思いますが…)。

ハンズオン

Udemy教材の中にあるハンズオンも実施しましたが、AWSが公開しているハンズオン「AWS Hands-on for Beginners」もやりました。やはり、実学に勝るものはありません。 あまり時間がなく、「AWS Hands-on for Beginners Serverless #1」のみの受講でしたが、Lambdaに対する理解と興味は深まりました。これからSAAを受ける方には、ハンズオンと名がつくものは極力受講することをお勧めします。 また、ハンズオンの内容をそのままなぞるだけだと応用力はつきませんので、各設定項目の意味を考えながら受講したり、ハンズオン終了後に設定項目の意味を調べた方がより理解が深まると思います。

AWSホワイトペーパーなど公式ドキュメント

すべてに目を通すことはできませんでしたが、書籍とUdemyの講義の補足、理解度を深めたい部分について読みました。

AWSホワイトペーパー

公式模試

ラクティショナーの時も受けましたが、やはり一度は受けておいた方が良いです。プラクティショナー合格体験記の時も書きましたが、メリデメリは以下の通りです。

メリット
  • 本番の試験と同じスタイルで臨める。
  • 問題のレベル感をある程度把握できる。
  • 受験前の自分の理解度と苦手分野も把握できる。
デメリット
  • 試験費用2,000円+税で25問
  • 問題は公開不可
  • 間違えたところがわからない
  • 上記からコスパが良いとはあまり言えない

しかし、費用については、プラクティショナー受けた時の特典で受けられたため、今回は発生していません。 プラクティショナー等他の認定試験を合格していれば一回無料で受けられますので、デメリは気にせず受けるべきです!

受験申込

試験申し込みは、PSI、ピアソン両方とも選べます。前回はPSIでしたが、自分が申し込んだタイミングでは、旧バージョン試験はピアソンしか残っていませんでした… 前回同様、会場は秋葉原の「東京テストセンター秋葉原昭和通り口」にしました。試験会場の場所も勝手もわかること、職場からのアクセスが良かったためです。

普通ならば、15,000円+税 がかかりますが、これもプラクティショナー合格特典を使い、半額で済みました。そういえば、前回はJCBのカードで申し込みできませんでしたが、今回はJCBでもできました。(PSIとピアソンの違い?)

試験当日

試験会場入りと受付

今回は午前中に仕事の都合があったため、午後からにしました。

試験開始30分前、余裕をもって試験会場に入りました。早めに会場入りしておくに越したことはありません。身分証明書(免許証、申し込み時のクレカ)を見せて写真撮影して手続き完了です。 プラクティショナーの時もそうでしたが、紙に印刷したものを持参することなく手続きを済ませられるのは嬉しいです。なお、荷物は身分証明書としての免許書以外は、ロッカーにすべて入れなければなりません。

試験

内容には触れられませんが、Udemy模試、公式模試両方よりはるかに難しく感じました。 ここで実学経験の乏しさが足を引っ張りました。そのせいもあり、試験時間をフルに使って問題を解きました。見直しをほとんどできませんでした。

が、試験終了後の結果は、「合格」

完全に落ちたー!と思っていました。周りに受験している人たちがいるにも関わらず泣きそうになりました(汗) これまでの人生で受験というものは何度も経験しましたが、合格不合格に関わらず涙が出そうになったのは初めてでした(汗)

今回の反省点

「急仕上げ」 「経験不足」

これに尽きます。ハンズオンで実学経験を積んだつもりでしたが、1か月で完全に理解したレベルまで行くのは無理があります(そりゃそうだ!と言われそう…)。 試験中にあやふやに感じた問題がたくさんあり、実学経験が乏しくまだまだ身についていないことを痛感しました。このままだと本当に資格だけマンになってしまいます。 合格したからと言って安心せず、これからもっと実学を積んでいこうと思います。

今後の目標

他のアソシエイト資格を受験してアソシエイト3冠を目指したいです!が、次の受験時期はまったく考えていません。 ハンズオンや書籍を読みながらAWS各種サービスを使い込んでいき、経験値をもっと積みたいです。 本当ならば業務としてブログ執筆できると良いのですが、今はそれができる環境にはいません。 業務外で学び、それをこのブログ内(もしかしたらQiitaにするかも)でアウトプットし、 誰かの参考になるような記事を書けるよう自己研鑽していきたいです。

最後に

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

これからSAA-C02を受ける人にはあまり参考にならない記事かもしれませんが、微力でも力になれたら嬉しいです!