amareloのブログ(仮)

IT系勉強会で感じた想いや知見をメインに書いていきます。

「残暑に負けるな!自由研究LT大会」で登壇してきました!

3ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
9/4(水) 「残暑に負けるな!自由研究LT大会」で登壇してきましたので、その振り返りを書きます。

イベントについて、登壇者の資料はcompassにアップされていますので、そちらをご覧ください。

engineers.connpass.com

1.登壇を決心するまでの経緯

自分は今まで社内はおろか社外で登壇(大勢の前での登壇)した経験はほぼゼロでした。会社でも「早口」「何の説明かわからない」等指摘されることも多く(今もたまにありますが…)、人前で話すと緊張で上手く話せないなど、話すことに対して苦手意識を持っていました。少しでもそんな状態を改善したい、そんな思いから外部勉強会に登壇したい思いを持ち続けていました。しかし、人に話せるような技術ネタを持っているわけではないので、お題自由なLT会に登壇するチャンスがなく、ずっと二の足を踏んでいました。

そんな中、やっと巡ってきたLTの登壇チャンスがこの「残暑に負けるな!自由研究LT大会」でした(ちなみに、2月にも自由研究LTはありましたが、抽選から漏れてしまいました…)。たまたまcompassをチェックした時が登壇者と参加者募集開始したばかりだったため、迷わず登壇枠の方で申し込みました。

2.登壇までの準備

最初、自分の趣味であるコーヒー豆焙煎をはじめ、コーヒーのことを熱く語ろかと思いましたが、タイトルに自由研究と書いてあったこと、夏季休暇中に鈍行列車にのって新潟まで行ったことから、それをネタにしようと思い、今まで馴染みのなかった鈍行列車の旅を題材にしました。

今まで様々な勉強会で登壇を見てきたからか、資料の作り方や話し方の雰囲気は分かっていました。それでもリハーサルでは、話している時の癖や資料の見せ方など、いろいろご指摘をいただくことができ、「本当に何事も経験だなあ」と思いました。

3.登壇当日

当日は、日本酒を飲みながら会が進行しました。

自分は「鈍行列車の旅をやってみた話」というタイトルで臨みました。資料は以下をご参照ください。

speakerdeck.com

登壇者10人中、自分の登壇は7番目でした。比較的気楽にできる順番かなと思い、そんなに緊張していませんでしたが、休憩をはさんだ後の登壇となったため、急激に緊張感が増してきました。壇上に上がったところでやっと吹っ切れ、事前に話したいと思っていたことは話せましたが、それでも直前まで緊張していたためか、自分の悪い癖である早口が出てしまいました。また、早口だったとはいえ、5分オーバーしてしまったのは痛かったです。

4.登壇してよかったこと・気づいたこと

反省点は多々ありますが、まず登壇してよかったことと気づいたことを書きます。

  • 人前で話す経験を積めたこと。
  • 自分が話したいことを話せるのは楽しい♪
  • 自分の話に対するフィードバックをもらえたこと。
  • 懇親会で話しかけてもらえたこと。
    • 登壇した方が懇親会で話しかけてもらいやすい。
  • 自分を判別してもらうためのタグになったこと。
    • 自分のことを覚えてもらいやすくなる。

2.でも書いた通り何事も経験です。人前で上手く話したいと思いインプットしても、上手くアウトプットに連動するとは限らないため、成功失敗に限らず経験を積めたことは何よりも大収穫でした。
LT終了後の質問タイムでは、多くのフィードバックをいただき、自分の知見が広がった実感を得ました。そこから乗り鉄トークに発展したりと、自分のLTをハブに会場が盛り上がったことは、ただただ嬉しかったです。

普段の勉強会後の懇親会では、コミュ障につき話したくても自分から話しかけられず、ぼっちになることが多かったですが、今回は多くの方々から話しかけていただけました。勉強会の懇親会で話をできたことはあまりなかったのですが、この日はたくさん話せて本当に嬉しかったです! 話しかける側も自分に話しかけるきっかけができますし、その場で話すことができなくても、自分のことをLTのネタで覚えていてくれたら、別の勉強会で会った時に話せるかもしれないと気づきました。

5.反省点

一方、反省点は以下の通りです。

  • 緊張のため早口になった。
  • 5分LTの場合、話は4分半で終わるように構成した方がよい。
  • スライドの方を見る回数が多かった。
  • 休憩後が自分の登壇だとしても、誰かと会話した方が緊張はほぐれると思う。

もともと早口で悪い癖と自覚しており普段から気を付けていましたが、本番で出てしまったのは痛恨の極みでした…自分が意識しているよりさらにゆっくり話す程度でよいと実感しました。某戦場カメラマンの方(最近お見掛けしませんが…)のようにゆっくり話すくらいが自分には良さそうです。

それと合わせて、LTの制限時間より早めに終わるよう構成した方が良い結果になると思いました。今回のLTは5分でしたが、4分半くらいで終わるくらいの方がよさそうです。ゆっくり話して時間内に収まるようにストーリー構成することは難しいと実感しましたが、今回は準備段階からそれを意識できていなかったという反省の念がこみ上げてきました。余裕があっても詰め込みすぎると良い結果にはならなそうです。

スライドを見る回数が多く、参加者側をみる回数が少なかったのも反省点です。スライドに文字があると、自分も聴講者もそちらを読んでしまいます。文字を少なめにして自分の言葉で話した方が、聴講者により伝わるかなと思いました。

また、休憩後に自分の番になっても、直前に話すことの再確認をするのは、緊張を助長させるだけで自分には合わないと思いました。会場入りする前に終わらせ、休憩時間中は参加者と会話して余裕を見せるくらいの方が良さそうです。

6.最後に

今回はプライベートで起こった出来事をネタにして話しましたが、技術についても何でもネタにできるのではと思いました。「こんなこと話しても面白くないんじゃ?既知の事象では?」と線引きしすぎると、貴重なアウトプット経験を積めなくなりますので、自分が学んだことや気づいたことのアウトプットは、とにかくやってみようと思いました。また登壇したくなりました!

今回は自分の思いをつらつらと書いていったため、長文になってしまいました。読みづらかったかもしれませんが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。