6/7(金)に参加した『アウトプットのススメ』の感想とまとめです。
目次
1.全体的な感想
登壇者の皆さんに共通している想いは、「自分が楽しいことを続けている」だと思います。誰かに強制されず、「自分を変えたい」という思いで始めたことが、「楽しい」「好き」につながっていったのではないかと思いました。その熱量を感じ、自分ももっとアウトプットしたいと思わせてくれた、素晴らしい勉強会でした。
2.登壇者のLTまとめ
①技術同人誌を書こう おやかたさん
〇技術同人誌のメリット
- 技術の棚卸になる
- アウトプットの規模がちょうどいい
- 構成・執筆・組版・頒布、全部自分でできる
- 商業化のワンチャンあり
自分が躓いたことは他の人も躓くからニーズはある。
でも、一人で書くことに抵抗ある人には合同誌がおすすめ!
合同誌ならば1ページでも寄稿でき、みんなの知見が持ち寄れる。
技術同人誌を書こう!
②アウトプットって何? ariakiさん
〇アウトプットとは?
- あなたが他者に発信するすべてのこと
- 他者があなたを認識するすべて
- 自分の現在を整理し、自分の未来を予測する。
- 自分の次の目標を設定し、周囲を巻き込むこと。
自分が周囲に正しく認識されるために、日常生活で行っている無意識のアウトプット(※1)、インプット(※2)を意識的なものにコントロールをして、アウトプットしよう。
※1:思考、言葉、行動、習慣、性格、感情
※2:選択的注意
カクテルパーティー効果 → 都合の良い音(必要な情報)を脳内で補完して伝達
無意識に気になることを「意識」している。
注意が向けられていない情報には、意味的な処理がされていない。
③広がる世界の向こう側 hekitterさん
〇アウトプットは自分を変えるきっかけ
自分の世界は自分がアウトプットしないと変えられない。
〇自分が変わると世界の見方が変わる
まずはやってみて手応えありなら続ける、微妙なら違うことをする。
自分のスピード感で続ける。
〇世界が変われば自分が変わる
「世界」を中心にアウトプットするのでなく、自分のWantに気付く。
〇アウトプットは自分の好き・楽しいに出会う手段
好きなことを表現する人の熱量はすごい。
自分の可能性を信じてとにかく行動してみよう!
④井の中の蛙の挑戦1.11 長村ひろさん
「バリューを出せ!」 つまり「成果をアウトプットしろ」
苦手なことに挑戦するようになった。
〇技術同人誌執筆と出版
2018年から10冊以上出版
出版は形のあるアウトプット
〇人前で話すこと
2018年7月に初登壇、10月末までに10回以上登壇
登壇は感情のアウトプット
〇AWSへの挑戦
勉強して身に着けたスキルを「認定」してもらえることで目に見える「価値」に
社内のAWS技術者育成研修の講師として複数回登壇
資格取得や講師活動は経験のアウトプット
アウトプットで自分のバリューを出す、高める!
一番大事なのは楽しむこと。まずは自分が楽しいことをアウトプット。
アウトプットすれば同じように楽しんでいる人たちと分かち合える。
⑤Podcastパーソナリティになる意味 KANEさん
〇Podcastを始めよう!
表情やジェスチャーに頼る日常会話等と違い、声のみの表現は難しい。
Podcastで声の音量、抑揚、発音など声の表情を訓練できる。
〇なぜPodcastを複数配信してるのか?
「おしごとam」で「話す力」を、他のPodcast(相方のサポート)で「聴く力」を鍛える。
どちらも日常会話や登壇などで活きる力。
〇どうやってはじめるの?
技書博で「ワンストップPodcast」を販売。方針決め~配信までを記載。
※「挫折論への招待」を再販!
〇質問の回答より
- 自分の声を聴くのが嫌ならば、聴いている人も嫌に思うのでは?
- Podcastを聞いている人が少なくても、その人たちに届ける!
- とにかく声を出す。声を出せば鍛えられる!
⑥今日からアウトプットをはじめよう えるきちさん
〇アウトプットの敷居を下げよう
- 楽しいこともアウトプットしないとそのうちしぼんでしまう。
- アウトプットは誰にでも許されていること。
- 物事を伝えることの苦手意識を克服するために、どうやれば人に伝わるか試行錯誤した。
- 技術同人誌、商業誌を出したことで世界が広がった。
〇アウトプットのハードルを下げよう
- 面倒・難しい・恥ずかしい気持ちを減らせれば、ハードルを下げられる。
- 自分なりの勝ちパターンを見つけられれば、モチベーションに頼らなくなる。
- 「自分初心者」等の予防線を張れば、マサカリが飛んでくる可能性は減る(はず)。
- 超大作を作ろうせず記事をシンプルにする。
人間はやらないと「やる気が出てこない」という欠陥のある生き物。
まずは踏み出すことが大事!
3.最後に
楽しくアウトプットできれば、自分自身の課題解決や能力向上をし続けることができると再認識しました。楽しいアウトプットの勝ちパターンを見つけ、いつかそれを自信もって話せるようになりたいと思いました。