10/7(木)JBUG Autumn 2021に参加しましたので、レポートを書いていきます。
目次
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- イベントページ
- セッション・LT内容
- 感想
イベントページ
セッション・LT内容
セッション1 私がマネージャーになって1番最初にやったこと 株式会社スノーピークビジネスソリューションズ 松井 勇樹 さん
課題
- 案件進捗を各人からの報告に頼っている。
- スケジュールが綿密に練られていない。
- 予定に対する進捗が可視化されていない。
backlogの導入をしてみた。
- 導入後1年、スケジュールとやることが明確になった。進捗が予定通りか正確に把握できるようになった。
- backlogを導入してから、売り上げの目標値を達成で切るようになった。現在も更新中。
なぜうまくいったのか?
- backlogはシンプルでわかりやすい。
- メンバにメリットをもたらした。
プロジェクトが定着し組織が活性化する時の鉄則
- プロセスの共有
- WHYの合意形成
- 全員参加型でスモールスタート
良好な人間関係
組織の成功循環モデル
- 関係の質
- 思考の質
- 行動の質
- 結果の質
まとめ
- 良好な人間関係を構築しメンバにもメリットを感じてもらえるように。
セッション2 合言葉は「Backlog感出しますか」 株式会社ジーティーアイ 佐藤 毅
Backlog感を出すとは?
- BacklogをBacklog然とした使い方をするだけ!
- JBUGで見たかっこいいプロジェクトをマネするだけ!
その1:課題は最小単位のタスクで数多く
- タスクを細分化して登録する
- タスクを全部出し切るつもりで登録する。
その2:担当者をその都度変更する
- 課題が終わったら、確認者を担当者に変更する。
- タスクに責任の所在を明確にして優先して取り組めるように!
- 相手が受け取りやすいように工夫すること。
その3:ステータスをどんどん進める
- 進捗をこなすとどんどんタスクをこなしたくなる。
- カンバンボード上でステータス変更して気分を盛り上げる。
- ステータスの変更ルールは最初に決めておこう。
まとめ
- Backlogでプロジェクトをスムーズにいくとは限らないけど、プロジェクトをより楽しく進めることができる。
- 組織にあったBacklog感を出して、その内容をJBUGで登壇してみよう。
LT1 グラレコで猛攻撃に遭った後、救われた話 安積 津友香 さん
グラレコとは?
- 話しの本質だけを見抜いて描く。
グラレコで議事録を書いていたが、チームリーダから攻撃を受けてやめていた。
- プロマネからグラレコを褒められて救われた。
- 別の部署のデザイナーさんから勉強会の依頼が来た。
- 人と人とのつながりを創るためにグラレコを続けたい。
LT2 WikiとFigmaを活用したら全員ちょっと幸せになった話 恩田 淳子さん
チームのこれまで
- 資料、課題、デザインデータがとっ散らかっていた。
- 職人たちの勘と経験、そして気合で乗り切る。
- 情報が適切に連携されておらず、属人的・非効率
- 品質管理が難しい。
取り組んだこと
成果
- 小さな変化だけど、全員ちょっとだけ幸せになった。
- 各自やるからチームでやるマインドへ
- 情報探しが大幅に減った。
- 検品工数が20%減った。
まとめ
- あなたの困ったはチームの困ったかもしれない。
- 情報はまとめよう。
LT3 システムエンジニアとして過ごした2年間の振り返り Kazuhiro.Yoshida さん
- SEとPMの兼任
- SEとしての悩み
- 知識不足
- エンジニアへの仕様の伝え方
- backlogとチャットを使ってコミュニケーション
- PMとしての悩み
- プロジェクトが終わらない。
- 人の管理
パネルセッション 〜JBUGのプロマネに聞いてみたい、あんなことやこんなこと〜
今と昔のプロジェクトマネジメントで変わったと思うこと
- プロジェクト管理ツールの発展で見える化しやすくなった。
- チャットツールでコミュニケーションしやすくなった。
プロジェクトのマネジメントとプロジェクトのマネジメントの違いが出てきた。
PMの権限が変わってきている。
- 無理やりにでも働かせるかより、メンバに気持ちよく働いてもらうことを考える必要がある。
- 少ない時間で多くのアウトプットを出せるようにムダなことを無くす。
- 「四の五の言わずにやれ!」はもう通用しない。
- 優しいだけでなく、背景や時代に合わせた「喝」を入れることは必要。
- 無理やりにでも働かせるかより、メンバに気持ちよく働いてもらうことを考える必要がある。
プロジェクト管理ツール、チャット、通話、リアルでの会話どう使い分けしている。
- オンラインとオフラインの切り分けは模索中。
- 込み入った話の場合は通話、エンジニアとの話は書いて示すなど、その場その場でよいツールを使っていく。
45歳定年説について。プロジェクトマネージャーのターニングポイント。
- NeedsとWantsがあれば年齢がいくつでもやれると思う。働き盛りの年齢でもそれがなければやらない方が良い。
- 良くないプロマネの下につくメンバが不幸になる。
- 身体的な変化、環境の変化に合わせながらアップデートしていく必要がある。
- ビジネスに旬なセンスを持っている人が不確実性のある決断をしていくのが良いと思う。
- 45以上の人が活躍できるような場面はあって良いと思うが、自己研鑽する意欲がある人に任せる仕事だと思う。
- 経験と勘がものを言う領域は増えていくと思う。腹をくくって経験と勘を基に判断を見せられる人は続けられると思う。
メンバのレベルを上げながらプロジェクトを完遂できるようなコツ?
- 人によって接し方を変える。
- 熟練者には抽象的な話し方、そうでない人には細かな指示を。
- きめ細やかにコミュニケーション
- 全体の底上げ
- 能力差が出ないようなレベル上げ
- 人によってやり方を組み合わせながら、全体のレベルを上げていく。
プロジェクトが殺伐としたときはどうする?
- リーダーがユーモアを出して緊張感を緩めていく力が必要。
- 殺伐とする予兆があるときにつぶしていく。
仕事の可視化を嫌がる人への対応
- その人は成果を出してくれればよい。
- 手がかかる方に手をかける。
- 仕事に前向きになれないなど、別の要因があると思われる。その問題にアプローチした方が良いか考える。
全メンバでの定例ミーティングはどれくらいでやっている?
- 基本は週一。
- 規模とゴールまでの期間による。
- 最初決めたやり方に固執しすぎず、状況見ながら見直していけるスキルが大事。
- プロジェクトマネージャーが聞きたいタイミング。
感想
良好な人間関係を構築しメンバにもメリットを感じてもらえるように。
— amarelo(アマレロ)@10/10 応用情報受験!AWS認定SOA勉強中! (@amarelo_n24) 2021年10月7日
#JBUG
自分が困っていることって、他人が自覚していなくても困っていることかもしれないんだよなぁ。それを分かってもらって、仕事をやりやすくしていきたいな。
— amarelo(アマレロ)@10/10 応用情報受験!AWS認定SOA勉強中! (@amarelo_n24) 2021年10月7日
#JBUG
自分が推し進めたいことのメリット、困りごとを改善した後の景色を理解してもらえるように伝えなければならないし、 それ以前に信用してもらえるだけの人間関係を作り維持していきたいと思いました。
ユーモア、緊張感を緩める力がある人。リーダーに必要な資質。
— amarelo(アマレロ)@10/10 応用情報受験!AWS認定SOA勉強中! (@amarelo_n24) 2021年10月7日
#JBUG
オンライン会議での顔出しやバーチャル背景でウケ狙いもあると良いんだろうな。それがないと、ちょっと疲れる気がする。
— amarelo(アマレロ)@10/10 応用情報受験!AWS認定SOA勉強中! (@amarelo_n24) 2021年10月7日
#JBUG
ユーモアは良好な人間関係作るのに必要だなと思いました。 オンラインだとそれが発揮しづらいところだけど、そこはツールをうまく使うことでカバーできると思います。 雰囲気的にやりづらいところはあるけど、もっと肩の力抜いてコミュニケーションしてみようと思いました。
描きました!!
— amarelo(アマレロ)@10/10 応用情報受験!AWS認定SOA勉強中! (@amarelo_n24) 2021年10月7日
#JBUG pic.twitter.com/diJd2sAkbr
安積さんのグラレコで人と人のつながりを創ったお話は、人間関係と和やかな雰囲気を創ってとても素敵だなぁ思いました。 絵を描くの得意ではないですが、自分も描いてみました!グラレコ一度挑戦してみようかな?
今回も仕事への取り組み方に参考になる話を聞けて多くの気づきをいただけました。 登壇者の皆様、運営の皆様、遅くまでありがとうございました。