2/19 JBUG 東京 # 20 #オンライン 〜そこが知りたい!Backlog活用術〜 に参加しました。 Backlogの活用方法についてとても貴重なお話を聴くことができて、勉強になりました。 というわけで、今回もレポートを書いていきます。
目次
イベントページ
セッション概要
「そこが知りたい!Backlog活用術」をテーマに15分LTx2本
APIでDIY オープントーン金田さん @da_ka_ne
資料
www.slideshare.net
slackのコマンドでAPI実行
- Toggl(タスクの時間記録)の開始と終了の実行
- Backlogの課題登録・更新
- Togglの開始漏れ終了漏れがなくなった。
- 手動で記録をする手間やタイムロスもなくなった。
- Backlogのステータス、実績更新漏れも防止。
新卒エンジニアがBacklogで業務効率化しました! アスクル三浦さん @mxShun
資料
お問い合わせ対応の展開
見落としの発生と回答時間の長期化
- お問い合わせを集約して。5営業日以内に解決を目指す。
Backlogの利点
- 管理コストが低い。
- ナレッジが蓄積される(これが一番大きい!)。
欠点
- お問い合わせする人の導入コストが高い。
- 説明会の実施とWikiによるマニュアルの整備で対応。
- お問い合わせする人の導入コストが高い。
Backlogに移行して
- 5営業日以内の解決率向上
- 問い合わせ数が減少
- 他部署から情報展開の依頼
稟議申請の簡素化
入力か所40か所、1申請に20分。
- 情報が散らばっていた。
Backlogの情報を基に自動入力
- ブラウザ上のブックマークレットを実行して情報取得
- 申請コストを大幅カット。1つの申請を5分に。月300分のコストカット。
- やり取りがBacklogで完結。
「そこが知りたい!Backlog活用術」をテーマにクロストーク
登壇ふりかえり
三浦さんが担当した仕組みはどのくらいで作成したのか?(金田さん⇒三浦さん)
- 問い合わせのリマインド、稟議申請共に1週間で作った。三浦さん一人で!
- 計測は普段からしており、問い合わせ数と日数を毎日確認して数値化している。
- 新入社員6名で運用改善している。
便利なAPIについて(三浦さん⇒金田さん)
- 画面からできることはすべてAPI揃っている。カスタム属性登録などもできるので、色々な可能性は秘めていると思う。
リモートワークについて
リモートワークをはじめるにあたり
- 新入社員ですべてが新しい環境だったため、リモートワークに対してはあまり新しいといったところは感じなかった(三浦さん)
- 出社した方が良いとは思うが、もともとリモートワークしていたため苦労はなかった(金田さん)。
テキストコミュニケーションで気をつけていること
- 聞きたいことの例をつけて聞く(これて○○のことですか?)(金田さん)。
- テキストベースだと感情が伝わりづらいので、感情をどう乗せるか意識している。スターを良く押している(三浦さん)。
進捗が止まっている課題などをどうしているか?
- 長くなって複数のコメントに分かれる等の状態になっている課題はいったんクローズにして、新しい課題を作る(金田さん)。
Backlogのあれこれトーク
- コメントの長さなどからプロジェクトの健全度を測れる仕組みを作ってみたい(金田さん)。
- APIを使って日々の課題を解決する方法を色々考えたい(三浦さん)
最後に
Backlog単体だけではなく、APIの利活用で課題管理を効率化出来たり、社内業務の改善を実現できたりなど、 様々可能性があることを知れて収穫のある勉強会でした。 職場ではBacklogを使えないので、個人利用で使い込んでみたいと思いました。
貴重な事例を共有いただいた登壇者のお二人とスタッフの皆様、ありがとうございました!!